2020年6月29日月曜日

一番のカレー

美味しいご飯やさんはたくさんある。

その時の自分の状態にも寄るけれど
あの時自分はこういう状況にいたからこそ、
忘れられない味になった。というのが誰しもあるんじゃないかと思う。

神保町の街に、人に60年愛され続けた
「キッチン南海」が先日、60年の幕を閉じた。
私はカレーだったらここが一番と思っていた。

初めて食べた時、食欲の不振が続いていた時で、外食は久しぶりだった。1ディッシュを食べられるような自信はなく、しかしご飯を少なめには頼まなかった。

出てきたときは見た目に圧倒され最後まで食せるかと不安に思ったけれど、パクパクパクパクスプーンが止まらなかった。カレーという名の刺激的なものも久しぶりだったし、自分がこんなに食べられるまで「復活していた」という自信にもなった。

心から美味しかった。
写真なんて撮ることも忘れ、綺麗に平らげた皿と、足早に破ったお箸の袋のあとが私の心情を表していた。

そんな60年続いたキッチン南海のインタビュー記事を見て、
世の中の麻雀ブームに乗って、麻雀をしながら片手で食べられるものとしてカレーが大ヒットしたとは知らなかった。

閉店と言えど、そこで30数年勤めあげた現料理長でもある甥っ子さんが、また新たに神保町にオープンする予定だそうだ。またあの味が食べられることを楽しみにしています。

2020年6月23日火曜日

最近は色んなことに興味をもつようになった。
あらゆる本を読むと深いところで違う分野も繋がっているように思える。

今に始まった話ではないけれど、最近仕事でも着る服は社会にどう向き合っているかということを着ることが多くなってきた。
世界で起きていることも、自分の身の回りからの情報も知りたいことが多くて、1日1日を勉強に使って12時に寝て朝6時前に起きる。

コロナの自粛生活が週間付けてくれたこと。
今世界で起きていることを今知りたくて緊急事態宣言の緩和後、また英語にも通い始めた。
考えや言いたいことがあるのに、すらすら出てこなくてディスカッションにもならない。
ずっと何年も同じような気持ちを繰り返して、見て見ぬふりしてきたことを徹底的に向き合ってみる。
英語英語英語

2020年6月15日月曜日

魚屋のワゴン車

月曜日と金曜日に魚屋さんの車がやってくる。
それが一週間のうちの楽しみで、そのおじちゃん(多分少しおじいちゃん寄り)と話すのも楽しみである。

魚のあれこれを教えてくれたり、
今まで食べた中で一番美味しかったさつま揚げをここで手に入れたよ。

今日は美味しそうなタコがあったのでそれをタコ飯にしようか刺身でいこうか、柔らかく煮るか考えています。

梅雨時々晴れ

雨が続いて雨の日にやること
そして何日かぶりに晴れると洗濯を干すのが楽しみになる。

明日が雨でも晴れでもいつもどちらでも良かったけれど、明日が雨だと想像する時間と晴れだと想像する時間がとても明日を待ち遠しくさせてくれることに気がついた。

2020年6月13日土曜日

読みたい本がたくさんある。勉強したいことがたくさんある。緊急事態宣言が解除されて何が嬉しかったって、図書館が予約のみの受付だけど開いたこと。

再開の前日はわくわくがとまらなかった。
読むことに追われているのがこんなに幸せだったのか。

2020年6月12日金曜日

自分の身の回りの情報と、それを観て更に知りたいことは何か。
気になっていることは何か、そこを掘り下げて、ただ一つの面からの情報だけでなく色んな側面を見ようと、まだ自分の言葉になっていない。情報を取り入れただけだ。


「13th」というドキュメンタリーを観たけれど自分の知らないことが多過ぎて、混乱とショックが大きかった。ただそれと同時に何に対してか分からないが燃えるような感情が湧いて凄い喋っていた。この感情を誰かにではなく、まず自分に問いた。



「When they see us」を観はじめて
容疑にかけられた少年のお父さんが、メディアの質問に対して「何も知らずに憶測でモノを言うな」というシーンがある。
自分が今まで色んな物事に対して憶測でモノを言っていたかということも含め反省した。いい加減、人が言っていた言葉を借りてきたように並べることもやめにしたいと誓った。


1つ観ては自分はどうなの?と自問をする機会になってしまっている。この件に関して自分の言葉になる日は来るのだろうか。

考えているうちに、言葉事態にも難しさを覚えて、英語で言っている言葉が日本語には表現しきれない言葉があるかも知れないと思った。
私が言葉を知らないだけかも知れないけれど、その言葉しかないが故にそれを使用して良いのかどうかも慎重になっている。
本当の意味を知る必要がある。

映画は何時間か観ていると絵からも情報として取り入れられるけれど、他の視点も得るために和訳された本と、英語の本とを読みたいと思う。
わからないこととそのもどかしさが
今はひたすら知るということを続けている。

2020年6月7日日曜日

ここ最近寝ても覚めても悶々とした日々を送っていた。ジョージ・フロイドさんの事件以来どうしても見て見ぬふり出来ない自分がいて、その自分との葛藤だったのかも知れない。

あらゆる記事と映画を観た。観やすいものもあれば自分の知らなさ故に驚きとショックを受けるものも多かった。まだまだ自分の言葉になるほどあらゆる方面からの情報や知識を得ていない。いつもならスラスラと書く鹿日記も止まりながら。「知らない」が故に、知らず知らずのうちに発する言葉が実は繊細な言葉だったということもあるのではないかと、1つ情報を入れれば自分の中を見る、と交互に繰り返している時なのだと思う。

自分の人生を思い返して必ず現れてくれる人達が居て、その人達は私が人生に迷ったとき、お腹がすいていたとき、人生の大きな扉を開くチャンスを与えてもらったとき、緊張で震えが止まらなかったとき、大きな愛情でハグをしてくれた。見ず知らずの私なんかにどうしてと思うこともあったけれど、一生忘れられない出来事だった。私も目の前の人を大切に想い、大きな愛情で抱きしめられるような人になりたい。
「知らない」がやはり一番恐い。このことに限らず、自分が興味がないからと知ろうとしなかったことはないか、勉強したいと思う。


2020年6月2日火曜日

サソリ


水瓶座のような壺を持っているけれど僕は蠍座です。
サソリについて
ユベール・リーブス著書「宇宙でいちばん美しい物語」のエピローグに
「人類が滅亡してもある種の生物が生き残る」

サソリだった。
根強い。いや根深いのか。🦂