2020年11月20日金曜日

お洋服の先の

日々変化を感じています。

生後1ヶ月半 が過ぎて、最近は夜7時間ほど寝るようになって、寝不足も解消されてきました。

そんな中、仕事も始まって、今の時期は春夏の撮影なので、体型の心配もありましたが、なんとか2日間終えることができました。

妊娠中から数えると、4か月ぶりの仕事でしたが、また新たに感じることも違うだろうと、やはりお洋服って着るとデザインをした人を感じられて、とても面白いです。

服を着ていくうちにたくさん質問も浮かんで、デザイナーさんから色々教えていただくと、デザインをしていく背景から実際に着る人が出会うことってやっぱり凄いことなんだって思いました。

お家では赤ちゃんの様子を一日中見ているので自分の時間はないけれど、そんな毎日があるからこそお洋服を着ると、新たに感じられることがあって、もっともっとお洋服の先にある「人」に興味が湧いてきました。

2020年11月15日日曜日

誕生日

 11月11日という日に産まれて、有り難いことにとても覚えやすいことから、ずっと覚えてて貰える。

「おめでとう」と言われることが昔からどこか毛恥ずかしくて

でも、自分が子供を産んで思ったのは、誕生日はとてもスペシャルな日。

だからたくさんの人におめでとうって言ってもらって良いのだと思った。




2020年11月10日火曜日

1ヶ月

 テレビを見る時間もなく、久しぶりに見た番組が女優の小雪さんと映画監督の河瀬直美さんの対談だった。

基本「母として」というのが常にあっての対談だったが、小雪さんは三児の母で「プライオリティは家族」

そして河瀬監督は「初めて我が子を胸に抱いてお風呂に入ったときに守るべきものであり、同時にこの子に守られているんだなと思った」というのがそれぞれに私には印象的だった。

夜泣きが毎日凄いのですが、つい昨日、1ヶ月の付き合いでなんとなく考察した結果、モロー反射が凄くて寝たいのに寝れないんだろうなと思った。

泣きわめく我が子を斜めがけのスリングに入れて部屋中をウロウロ。そして私も睡魔の限界が訪れ、何度も寝たかなと思いながらまた起きるのが辛くてスリングに入れたまま苦しくないように自分の胸の中に包み込むように横になっていた。

この1ヶ月、産まれたら母乳が出るものだと思い込んでいたことと、母性というものが溢れると思っていたけれど母乳は最初全然出なくて、人々がネット上で「全然出ない」と言いつつも20ccレベルとは違って、出ても一滴とかだった。

母性というものに関しても、母性とは。。はて?みたいなものだったのが漸く昨日、胸に包み込んで胸元から聞こえる寝息を聞きながら寝たときはいとおしさを感じて、これを最初の母性ということにしました。


有限

1日1日がとてもかけがえのない時間である。

今までは自分の行動だけだったのが今は赤ちゃんの様子を伺っていることが時間の中心になって、その間に自分に起きることがかけがえのない時間になっている。

友達からの連絡や久しぶりの人からの連絡。それをそのままに受け取って少しの時間行動に移してみる。そうすると数珠繋ぎのように次々に起きることがある。

時間がない分、いつものルーティーンは2倍速になり、万年寝不足のお陰でだらだらと寝る前の携帯をいじくったりする時間もなくなった。

そうすると今やりたいことや会いたい人やしたいこと、目の前のものに対することが非常にシンプルに見えて、どんどん自分に返っていく。

そして本当に会いたい人に会える。

色んな毎日がやって来るとあれもこれもと取捨選択できるのは有り難いけれど、一番はシンプルに自分の中を知れることや、好きなこと好きな人、好きなものが改めて分かることに幸せを感じる。

時間ってあるようでなかった。 

2020年11月9日月曜日

真夜中のイルカ

 夜中に起きていることが多いので、今もキューキューとイルカの鳴き声のような声を出している赤ちゃんをスリングに入れてソファーに座っています。

妊娠中から三時間おきに目が覚めていて、今もなお継続中ですが、私自身夜行性ではないので夜中がそんなに得意ではありません。

でもこうやって起きているお母さんがどこかにもいるのだと思うとあの家もこの家も小さな光がついているのは赤ちゃんがいるのかなと想像しています。

2020年11月4日水曜日

ほうじ茶母さん

 1ヶ月が経ったので少しずつ赤ちゃんとのお出掛けを練習しています。

毎日これって何だろう、どうやるんだろうと疑問が出てくるのですが、赤ちゃんを抱いて町を歩いていると色んな人が声をかけて下さいます。

いつも買っているほうじ茶のおばちゃんと今まではただの客としてほうじ茶の話しかしなかったのに、1ヶ月経った赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのはどうすれば良いかと聞いてみました。

おばちゃんの子育て経験で、37~38度おばちゃんにとっては少しぬるめの少ないお湯を浴槽にはって、赤ちゃんを落とさないように自分と赤ちゃんを包む布を身体に巻いて入っていたと教えて下さいました。

毎日の沐浴で、もう木浴槽が狭くなってきていたのでどうしたら良いのかと思っていたら、ほうじ茶のおばちゃんの格好をしたお母さんが教えてくれました。

2020年11月2日月曜日

哺乳

 慌ただしく、いや、いつの間にか1ヶ月が経っていました。

世の中のお母さんがこんなことをしていただなんて私は本当に知らなかったです。こんなことを思うと、今目の前にいる人や道ですれ違った人みんなが昔は赤ちゃんだったんだと思うと一人一人がとても尊い存在だなと思いました。

この1ヶ月振り替えればいろんな事があり、あまりにも手探りで、ご様子ばかりを伺っていました。色々な発見が日々ありながら、成人並みのオナラをする赤子に耳を疑いました。尻を疑った方が良いのか。

おっぱいの神秘と題してまず一つ目に驚いたことは、産んで間もなく助産師さんが胸元に赤ちゃんを持ってきて下さるのですが、その時に赤ちゃんがおっぱいをいきなり吸ったことでした。

世の中に出て来て数十分、既におっぱいを吸うという自分の生命維持を知っていることに、当たり前に備わっているものなのかも知れないけど、なんというか「哺乳動物」と思いました。