2018年8月3日金曜日

小さな筋肉楽器

猫長老先生のところへ行って来ました。
田園都市線えっちらおっちら。駅から下りて徒歩20分強
暑くて暑くて。到着した頃に先生に
「バス出てるけどね」

知っとります知っておりますとも。だけど20分ごときでバスに乗るか田舎っぺ山育ち。
そして東京では見れない住宅街と道路脇に咲いてるひまわりとかを見ながら歩くのが楽しみでもある。

猫長老先生に、前回恐る恐る歌をやりたいと言ってみた。今まで声の出し方や口の中の細かい筋肉を知る事に重点を置いてやってきた。だけどある人と約束した。そして僕がこの世で苦手なものは歌と、ダンスと、水泳!
コンプレックス無くしたい。僕は人とカラオケに行くのが苦手だ。行ってもひたすら歌詞を見て、感動したり頼むからマイクを私に向けないで下さい。

そんな歌を歌うのが苦手な私が歌をやりたいと。
猫長老先生に出会って、何年だろう。結構長いの。だけど、声を出す事への意味に付いてあまり重要視していなくて随分行かなかったり、だけど何年も経って自分がお芝居するとは思わなくて、そんな時、猫長老先生という先生の存在を知っていて私は本当に良かったと、出会ってから間が空いて、何年も経ってしまっていたのだが恐る恐る電話をして再会したのだ。相変わらずストイックというか声帯の研究と、いつまでも研究をしているイメージですが、私が歌を歌いたいと言った時には、「ヒロミに歌を教えるのは大変だけど」
ええ、そうですともそうですとも、
ピアノで一音ポーンって先生が叩いたら、ドーン!くらいの的外れな音程が返ってくるんですもの。自他共に認めるやつです。

「だけど僕にとっても挑戦だ」とあの手この手猫の手で
昨日も新しい筋肉を知ったのと、何だか声を出す前に音程をカチャカチャっとやってるような感じを知った。

昨日はエンリコ・カルーソーさんという人を知って、今聞いてるんだけども、昔の1909年とかで、歌声よりバリバリ音が凄いよ。