2015年6月30日火曜日

轟きフライデー

と無事にイギリスに戻って来た訳です。
まずはvisaの制度が変わったので必ずイギリスに渡って指定の郵便局に行かねばならんのです。郵便局、携帯のお店、銀行と梯子して今まで一つやることに凄く時間がかかっていたのですがやれば出来たがな。しかもちょっと英語への耳が変わった気がして、一先ず事務所に挨拶をばしに、東京駅近辺にある日本橋長門さんの上生菓子を持って訪れました。

そしたら皆驚きの嵐で、何にそんな驚いてるんだと思ったら誰も私が来ること知らずして何でや。言うたがな。Anyway I'm here.ということで皆と熱烈なハグを交わしました。

そしていつも手土産を真っ先にビリビリに開けてくれるジェームスに渡して、何が出るのかと覗き込むように見ては上生菓子はやっぱりあんまり見たことないのですかね。
何だコレは。美しい。という声とコンテンポラリーアートのようだと言っていました。


もう既に誰かが持って行ってしまってここには写っていないのですがちょうど紫陽花の季節のお菓子があって、それはそれは美しいです。色々和菓子を調べていたのですが本当に日本の職人さんの素晴らしいこと

毎回何か日本のものをと思って持って行って反応を見ているのですが
浅草に或る雷おこしの名店のおこしは一枚一枚和紙に包まれていて、その時も美しい和紙に凄く反応してくれて、おかきを持って行ったときも描かれた絵が凄く美しいと皆おかきおかきと、おかきの発音が非常に可愛かったです。

やっぱり少し耳が慣れて前より少し彼らのスピードで打ち返せるようになっていました。凄くハッピー。多分今が学び時。

2年前に人生に迷って初めて来たロンドンの街中で道にも迷っていたところselectのヘッドブッカーに助けてもらい人生が180度変わって、まさかその二年後のちょうど同じ日にまたここに戻って来られるとは思っても居なかったです。

イギリスに戻ると今を生きるということが凄く実感出来て、というのも知り合いもほとんど居ないこの町で今日は新しい人に会って、少し会話をして、また道に迷って、あっちだよこっちだよとたくさんの人が教えてくれて、何だか今日は誰に会ってどんな話をするのか分からない毎日がとても新しくて、自分の人生にシナリオがあったらそれを今読んでいるような感覚です。専ら憶測出来ないので彼らの英語をパコーンとスピーディに打ち返すのがやっとですが、それも実はとてもシンプルなことだったんだなぁと今では思います。

長くなりました。
今イギリスは朝の3時近くです。まだ時差ぼけが続いて16時頃の自分頑張れ状態と20時半には就寝が続いてこんな時間にまだ目が覚めるのです。


It's the best present to my life that I could meet them.
I appreciate very much. happy happy happy