2017年11月23日木曜日

新たな舞

matohuさんが御衣装を担当なさった舞台を能楽堂に観に行って来ました。

入場した後、デザイナーの堀畑さんと関口さんにお会いして、今回「修験と巡礼の道」ということで
「ふさなり」という三重県の熊野市にある花窟神社と産田神社の二つの神社の神饌のために作られたお米を頂きました。ふさなりの田植えは満月の夜に行われるそうなので、次の満月の夜に大切に頂こうと思います。

THE KUMANO
紀伊山地、吉野熊野に古代から幾筋も広がる修験道と巡礼道の数々の伝承されているドラマの一つ。熊野に参る巡礼者が見たもの、それが能舞、ダンス、バレエで表現されていました。
実は能を見たのは初めてで、このような舞が能楽堂で見られるとは、新しくて、そして素晴らしい舞台にmatohuのお二人が携わっていらっしゃることに感動しました。
今までショーでしか見ていなかったお洋服の新しい姿を知りました。


こちらはmatohuさんから

人が連なり、楽しむ時、その時代の文化は生まれます。
初めて知ること、より深めることは、
私たちの人生の質を豊かにしてくれます。
そして好きなことがふえると、
喜びもまた大きく育っていきます。
私たちがmatohuの仕事を通して出会い、
またこれから出会うだろう人、
物事、感動を、もっと多くの人と分かち合いたい。
そんな交わりの場をRenと名付けました。

この中に根津美術館で毎年秋に行われている「現代茶人の茶席」に
今秋はmatohuのデザイナーさんが選ばれました。

一昨年前、matohuさんのブランド10周年の際に、根津美術館のお茶室で
「matohu 長着茶会」というのが行われたそうなのですが、私もいつかmatohuさんの長着を着てお茶の席を楽しんでみたいと思いました。今回の舞台もですが、matohuのお二人が御衣装に携わるような舞台にはmatohuさんのお洋服を着て、観劇を楽しみたいです。