2017年4月7日金曜日

塩屋監督へ

お元気でしょうかと聞くのも変なのですがたくさん笑っていらっしゃいますか。
無事に4公演が終わりました。私は2013年にこのブログを始めているのですが東京に来た8年前からブログを続けていました。でも一度何もかも辞めたくなるようなこともあって、しばらく辞めて、また2013年から始めています。最初の記事の2つ目になるのですが「監督」という文字が出てくるのですが、ずっと言えずに今日になってしまいました。
当時のことは詳しくは説明しませんが、お芝居というものがあると私に与えてくれた一番最初の人は塩屋監督でした。塩屋監督が脚本演出を担当する舞台のオーディションによく分からず行ったことが監督との出会いで、そこから半年くらい監督のスクールで学んでいました。そのとき東京に来て4年くらい経っていたのですが、モデルの仕事もそんなに無くて、何だか目の前には新しい世界が広がったと思ってがむしゃらに学びに行っていた矢先に監督の突然の訃報を新宿の伊勢丹の前辺りで電話で聞いて、その場で一目も憚らず泣きじゃくったのを覚えています。出会うことが出来ないようなとても素晴らしい方で私に夢を与えて下さった大きな存在だったので、そのとき自分にはもう頑張れることは何も無いと、奈良に帰ることを決心しました。監督が亡くなって2週間後ちょうど御縁あって、yoshiki hishinumaさんのクチュールのコレクションでパリに行くことになっていたので、それを最後に奈良に帰りたいと社長に鰻屋さんで話をして、イギリスにはユーロスターで行けるみたいだし、行ったことも無いイギリスにでも1週間行ってみようとフラッと行ってみました。あまりにもフラッと行き過ぎたのとまだ悲しみから立ち直っていなかったのもあって、bond street辺りのベンチにずっと座ったまま、何しにイギリスに来たんだろうと思いながら、フッと塩屋監督の言葉を思い出し、これじゃいかんと、イギリスのエージェントに扉を叩きに向かいました。オープンコールというモデルがアポイントなしに立ち寄っても良い時間帯というものがあるのですがそれが16時までで、そのとき時間が15時50分だったのでそこから一番近い事務所に走って行った所、道に迷ってスーパーマーケットに間違って入った所を行こうと思っていた事務所のヘッドブッカーに声をかけられました。
色々な質問を受けながら、英語も話せなかったけど信じて決意してことを進めて事務所に入ってみると、当時モデルとして大好きだったstella tennantさんの大きな写真が事務所に入ると飾ってあって、映画の中の世界みたいなことが起きました。

すぐに日本の社長に電話して、奈良に帰るのを撤回して、本当に本当に不思議なことが起こって、塩屋監督の奥様にお会いしたことがあったので、日本に帰ってから奥様にお手紙を書きました。
そこから3年が経って、またお芝居をやる時が巡って来るとは思わず、塩屋監督の奥様も観に来て下さいます。監督のお兄様である塩屋孔章さんも観にいらして下さって、「素晴らしい作品に出会いましたね」という言葉を頂いて、何だか私にはまだお芝居ではよく分かっていないことが多いのですが、これからも一生懸命勉強して、私に夢や色んなことを与えて下さった方々に恩返しができるように一生懸命一生懸命頑張らないとって改めて思いました。それは及川さんからも教わったことです。

この舞台のオーディションの日にちょうどテレビで鈴木亮平さんの恩師として塩屋監督の映像がテレビに映って思わず涙を流してしまったのですが、それがまた必ずやってみせるという気持ちに変わりました。こんな日が自分の人生に待ってると思わなかったです。


2017年4月6日木曜日

初日


4日に無事初日を迎えることができました。緊張していたのかしていなかったのかよく分からなかったのですが、毎公演御客様の空気が違って、稽古場では先輩方のお芝居や脚本演出の羽原さんの指導から物凄く学ぶことがたくさんあって、本番では御客様から学ぶことばかりです。

終演後も来て下さった方々とお話しさせて頂いて、本当にたくさんの意見や感想やダメ出しも頂けて、また御客様の表情からも明日も一生懸命頑張ろうという気持ちになれます。

今日が夜の公演だけなので昨晩皆さんと夜に色々お話をしたのですが、及川さんは前回も私に一つ大きな言葉を下さって
前回の公演でほんの少し一人で舞台上に現れることがあったのですが、特に一言も発さず、一人で舞台に出ることがこんなに怖いのかと思いました。そのとき及川さんが「それが分かっただけでもよかったじゃねぇか」と言って下さって、本当にそうだなと思いました。今回も稽古場で、やはり「間」というものがとても難しくて「紘未、この間を見とけよ」と、昨日は昨日で目がまん丸になるくらいのことを教えて下さって、これは言えないのですが、物凄く心に入りました。

締めの言葉は何をやってようが生き様だと仰っていました。
千秋楽まで一生懸命頑張ります。

2017年3月29日水曜日

応援歌

2月17日から先攻稽古が始まって、いつの間にやら公演まであと6日になりました。昨日ちょうど稽古休みだったので同じ事務所のゆりちゃんのお誕生日会をお馴染みのカスミ氏と関水氏と、美味しいご飯を食べに行きました。この1ヶ月とにかく朝から晩までお稽古と自分で結んだおにぎりだったので、こんなにご飯が美味しく楽しいと感じられてそれがとっても幸せな時間でした。舞台が終わったらとにかく美味しいものを食べに行こうと思います。

そしてその間、東京ではファッションウィークが行われていて、ちょうど稽古休みに6年間お世話になっているmatohuさん

matohuさんのショーの後デザイナーさんと写真を撮りたいと秘かに思ってきて漸く6年越しの夢が叶いました。

このお二人の御陰で一歩一歩も服の表情を纏う瞬間であることを知りました。


そしてsulvamの哲平さんのラストの東京コレクション

演出の酒井氏から各々の感謝の気持ちをとウォーキング説明があったので、観に来てくださった方々といつも魂の籠った素敵な服を着せてくれる哲平さんにありがとうの気持ちを込めて。
きっとこれからが始まりだと思うので、ずっとずっと応援しています。

この1ヶ月とにかく1日1日で、何かこれで明日も頑張れるという小さな幸せと、勉強になることがいっぱいありました。舞台本番まであと少し、これから何か頑張ろうという人や頑張っている人への応援歌、僕は一生懸命頑張ります。

2017年3月21日火曜日

社長へ

DEAR じゅんこ様
 私も東京に来て8年が経ちました。じゅんこさんのところでお世話になって8年です。この8年本当色々色々ありました。まず8年とにかく続けたことと言えばブログですかね。最初は1週間に一度ブログをあげるという題目で、始めたばかりのブログというものがその当時私には難しく、必ず更新ボタンの前にじゅんこさんのチェックが必要で、送る度に電話がかかってきたのを覚えています。色んな出来事、オーディションの後の報告メールも仕事の後の報告メールも却下却下でとにかく厳しかったけど、でもあのメール報告やブログを書くということで、仕事のことや、人のこと、文章を書くということ、自分の気持ちを伝えること全て今に繋がっていて、厳しく指導して頂いたお陰で今の私があります。

「玉ねぎでも切って全部涙流しちゃいな」

じゅんこさんから色んな岐路や色んな場面で頂いた言葉は物凄く私には道しるべになっていて、全部そのようになってきたと思っています。東京に来たての時は海外でショーに出られるようなモデルになりたいと心の中で思っていたら、じゅんこさんは全然予想だにしなかったワードを私に渡したのですが、いつもどんな時も人生は何が起こるか分からなくて、誰に出会うかも分からない。今の自分の能力でやれることはやったと思えれば、次は必ずやってくるし、こんな人生が待ってると思わなかったと言えるような場面に出会うような気がします。明日、直接おめでとうを言いに行きますが、仕事も舞台のお稽古もあって、多分さらっと行ってしまうかもしれないのでここに文書を記して、精を付けるために久々に焼き肉を食べたらウトウトして一日ちょっと過ぎちゃったけど
社長、お誕生日おめでとうございます。4月8日楽しみにしてて下さい。

2017年3月10日金曜日

舞台




前回と同じく脚本家の羽原さんと昭和芸能舎の皆さんとの舞台です。前回参加させて頂いた時は、初めて過ぎて稽古も何を観ていて良いのか全く分からず、でも今回は前よりかは緊張せずに稽古場に居られて、そしてなんとなくなるほどと思うことが増えました。

顔合わせと本読みの時に脚本家の羽原さんが長くやり続けられる強い芝居にしたいと仰っていて、私最近思うんですけど色んな分野で色んなことが在る中で強さって結構大事だと思っていて、強さにも色々あるのですが、私の中で強さという概念で美しいものがあって、私は羽原さんの戦い方が凄く好きだと思い、またこのオーディションを受けました。

昨年の8月に初のダンスのある舞台を経験してから、まだ及びませんが私は随分と社交的になりました。人からしか与えられないものや人からしか教われないものを知って、色んな人とコミュニケーションがとれるようになったと思います。正直自分が新しいことを始める怖さもそれを披露する怖さも凄くありましたし、お洋服のコレクションだって、いつまでも表舞台に出る瞬間は一番怖いです。だけど自分にとって苦手なことやどうしようかなと思うことに飛び込まないと何だかその先の成長ってあるのかなと思って気持ちも追いつかず身体だけが先に行ってしまう時もあるのですが、でも結局やって良かったって思う自分がいるのです。そうしたら次に同じことをやる時はこのことが怖くなくなって、また更に緊張することへの挑戦が始まって景色が変わって、そうやってずっとやってきたように思います。お芝居に関してはまだまだよく分かっていないことが多くて、前回もこんなに本気で怒って指導してもらって、そんな人が居ることが有り難く、今回も一生懸命食らいついていこうと思います。出来ないことがあるというのはまだまだそこには上手くなる可能性や知って行ける可能性があることだと思って、一生懸命勉強していきたいと思います。

もし4月、お日にちや都合や気分が合いましたら是非覗きに来て下さい。赤坂レッドシアターです。


昭和芸能舎第24回 春の大運動会公演
「たまべん」
~玉入れのあと、お弁当の前~

作・演出 羽原大介

2017年4月4日(火)~9日(日)全10st
@赤坂RED/THEATER

4/4(火) 19:00☆
4/5(水) 14:00☆/19:00
4/6(木) 19:00
4/7(金) 19:00☆
4/8(土) 12:00/15:30/19:00
4/9(日) 12:00☆/15:30☆
※開場は開演の30分前。受付開始(当日券の販売)は開演の40分前。
※☆の回はスペシャルイベントあり!
※未就学児のご入場はご遠慮頂いております。


前売¥2800/当日¥3300 [税込]
(日時・座席指定)

チケット一般発売日:3/11(土) 0:00

昭和芸能舎「たまべん」チケット予約ページのURLです。
URL:http://ticket.corich.jp/apply/81631/015/

【キャスト】
中川絵美/しるさ/ちかみ麗/藤田美歌子/池内理紗/及川いぞう
ゆかわたかし/浦島三太朗/高橋みのる/アフロ後藤/渡邊慶人/田久保宗稔
石井咲/山村紘未/中垣内彩加/高橋駿一

2017年3月4日土曜日

ジュンさんの生姜

この間JUNMIKAMIさんの2017AWの撮影をしてきました。
これで何シーズン目になるのか分からないのですが、一緒に最初の方から携わらせて頂いて、何だかこうやって少しずつ少しずつ進化していく姿を一緒に見ることが出来て、偏に嬉しいという言葉だけじゃないのですが、とっても嬉しいです。Junさんはいつ見てもお洒落だし、トイレから帰って来る姿を見てもなんて素敵なと言ってしまうほどです。

風邪をひいたと言えば手作りの温かい生姜を長くレモンと煮込んだ飲み物を飲ませてくれるし、美味しいチキンジンジャーや、担々麺や、映画を一緒に観たり、美味しいご飯を一緒に食べに行ける人が東京に居て良かったです。
東京に来てからはファッションというものがいつも近くにあったのですが、ファッションが繋いでくれるものは私にとってはとても大きなものです。

2017AWはcoming soonですが、今店頭には2017ssが並ぶかと思うのでどうぞお洒落を楽しんで下さい。

写真はSanbeさんです

2017年3月1日水曜日

3月1日の雨

3月になりました。今日はいつの間にか雨が降って来ていて、生まれてこの方そんなに天気と気温がどうなるかということについては気にしてこなかったので、3月初めの雨に降られてきました。
昨日は久しぶりに映画館という所に行って、たくさんの人達と一緒に一本の映画を観るのはとても良いものだなと思い、今日は今日で武道館にライブを観に行きました。

映画の方が私的にはどちらかと言えば受動的な気がするのですが、昨日は人生って一体何が幸せかは分からないなと見終わって、今日は今日で、人生って最高だなというライブでした。人が人に与えるエネルギーは凄いです。いつまでも思い続けて、頑張り続けていいのだと、とってもいい気持ちで明日を迎えられそうです。