2020年4月18日土曜日

買い物にたくさんは行けないので、
買ってきた食材全てを無駄なく使う。
いつもだいたい必要な量だけを買って冷蔵庫の中身を食材リレーのようにしていたのだが、
一度に買う食材の種類は少し増えた。そのお陰で食卓に彩りがやってきた。
そして外食もしない、現場からお弁当を持ち帰ることも無くなって、今や冷蔵庫の中身を把握しているからか今日何作ろうが早くなった。

これまで友人の誘いでお料理教室に行くこともあったが、誰かに見せられるような華やかなものはやっぱり性に合わず、お婆ちゃんがカボチャを炊いたとか、水菜と揚げを炊いたとか、なんか片栗粉をお湯で溶かして何か入れて黒いものをおやつに食べていたとかそういうことで育った私はやっぱりそういう普通の薄味の家の人が食べる毎日のご飯が好きである。

色んなレシピを見て作ったけれども味もやはりガツンと濃いものがなんとなく印象付けに美味しいと思いがちで、やっぱり素材が誤魔化されてないものが好きだと思って染々食べている。

結局のところ自分は眩しい世界にいるようで山育ちの野鹿であることに気づく。
家で着ているものなんて舞台の時に使ったモンペだし。ちょっと寒いので腹にサラシ巻いてるし。