朝の急ぎに最後の一回であろう歯磨き粉を床にポトリと落としてしまった。
悲しみに打ち拉がれながら床掃除も兼ねてどうしようかと思い巡らせれば昨年の誕生日よりジュリアの妹ジェシカから歯磨き粉を頂いていたことを思い出し
早々にお洒落な箱を開けてみれば更にお洒落なチューブあり
蓋を捻り、逆さまに先端に差し込めば
「これな、色茶色とかでびっくりするけど研磨剤みたいなの使ってないからそんな色やねん」とジェ氏の言葉が過った。
新手の蟹味噌のようなものがチューブから豪華に出て来せしめばひとたびに贅沢を味わう朝となった。
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