2018年12月16日日曜日

行き先

最近また気が付いた事があったんです。
自分が小さい頃に無条件に興味があったものについて。
生まれて毎日見るものや嗅ぐものや情報やと現れるんですけど、無条件に小さい頃から好きなものは不思議な事に、今でも心がドキドキするって。

僕ペルーにずっと、ナスカの地上絵を見に行きたくて、
昨日図書館でナスカの地上絵の本を借りたんです。

その本を読んでめちゃくちゃ記憶に残っているのが
地上絵研究の第一人者マリア・ライヘさんと楠田枝里子さん
(楠田枝里子さんいうたら、小さい頃ほんまに楽しみにしてた「世界まる見え!テレビ特捜部」の司会を所ジョージさんとビートたけしさんと務めていらっしゃいました)

近年自分の中で薄々感じていた事があったんです。
生まれてこの方、まだ経験も浅い子供がたくさん選べる中で「これ」って熱望する興味にやっぱりもう一回耳を傾けた方がいいなって。

本を読むのが本当に苦手だった自分が、恩田陸さんの「上と外」のあの見開き4分割されてる長文を上下巻一気に読めたのは、確実にマヤ文明や遺跡が関係している。
そして、「アマゾンの料理人」の太田シェフの著書を読んでドキドキが止まらず
(感激しすぎてご本人にメッセージを送ってしまった件。いつぞやのブログに。。)
僕、何でか分からないけど小さい頃からここに興味あるって、行った事無いのに思えるって凄い事やって思うんです。

幼稚園の時、ブラジルに行きたくて、日本の反対側にあるって先生言うてたから毎日砂場掘ってて。風がどこからとも無く吹いてくるけどこれはブラジルの、私と同じくらいのお友達の頬っぺたにも当たってここまで来てるんかなって。
今一度自分の好きを好きっていうか身体が反応する所に足を運ぶべきやなって思ったんです。
今まで海外行くにしても、仕事のため、現状の自分の思い描いた夢の先のために行っていたけど、本当の自分のために行くことってあったんやろか。「旅行」っていう感覚で行った事あったんやろか。自分で本当に行きたい所に向かうのって、感覚がちょっと旅行と違う感じがする。何かを確かめに行くような自分の心の中に問いかけるようなものに見える。

その想いが止まらなくて、もう来年の行き先決まったって勝手に思っている。

2018年12月12日水曜日

鹿の呟き




僕、最近思うんですけど、美味しいお料理ってお塩が大きく関係してるんちゃうかなって。

先月奈良に帰った時に菜畑にあるア・ヴォートル・サンテさんに行ったんです。
ここのお料理、一口食べて、無駄なものが一つも入ってないって思ったんです。
食べ進めていくと、全てが口の中で素晴らしいハーモニーになってて、何も誰かが突出して気になるみたいなことがなかった。

あれはなんやったんかなと思ったんですけど、塩ちゃうかなて。
塩加減なのか、それぞれの料理に入れる塩のタイミングなのか、はたまた塩事態なのか。
全部がきっと絶妙なんじゃないかと思って。
解明できひんねん。でもめちゃくちゃ興味あるねん。
世界中の塩見つけにいこかな。



本で読んだ事あんねん。この時にはこの塩、この時にはこの塩が良いって。
武田信玄さんも塩受け取ってはったしな。
ちゃんとあんねん。なんか身体がすんなり受け入れられるハーモニーみたいなのが、
なんかやっぱ塩が関係してるんちゃうかて。

恵比寿の大好きなというか、恵比寿行ったらなぜか身体がそっちに向いてしまうパン屋さんあんねん。空と麦と
っていうねんけど、名前も最高やろ



オーナーの人かな、作り手の人と少し話す事あってんけど、塩に拘ってはってん。確かお店にも売ってるねんけど東南アジア、確かベトナムのお塩使ってはったんちゃうかったかな。

塩、塩、塩気になるわ。



ええ塩梅

2018年12月11日火曜日

キリギリス

昨日事務所に行く事があったので、出ている雑誌を持ち帰り、
最初から最後まで見ていました。

町を歩いていてもなかなか「これ」と思うものに出会わないのと、思ったとしてもなかなか買うまでに至らないことも多くて。
GLOWを見ていて、これ素敵と思うものを最初は写真にとっていたんですけど、ちょっと切り抜いてみました。

モデルになりたての頃はファッションのお勉強と題して切り抜いたり、モデルとしての資料を集めたものですが、自分の好きを知る前に、当て込んで下さるお洋服で自分はこういうのが似合うんだ、こういう見られ方なんだと、どこか認識してしまっていて、結局自分の好きってなんだったんだろうと再出発をしているところです。

雑誌の発売と共にいち早く自分の好きに敏感な方々は雑誌からそれぞれのアイテムを見て、気になったものはそれを販売しているお店に電話をかけたりすると聞きました。
私も自分が素敵だなと思うものは実際見に行ったりしてみようと思いました。
また雑誌で見るのと、実際見るのと、そして袖を通すのと、全然違うと思うので、やっぱり町には繰り出すべきだなと。

最近 land of tomorrow に行った時に気になって店員さんと色々話していたhumのアイテムが載っていて、
今一度、雑誌を切り抜こうと思い始めたhumのリングです。

実際見ると黒めのシルバーなので、このシリーズがお並びになっているといかつめに見えていたのですが、つけてみると雰囲気が違って、今でもやっぱりちょっと他と違った感じを覚えています。