2017年11月27日月曜日

ボナペティ

とっても素敵なプレゼントを頂きました。


好きな映画の一つに「ジュリー&ジュリア」という映画があります。
1960年代にフランス料理をアメリカ人向けに作ったレシピ本を出版したジュリアチャイルドという女性と、時を越えてジュリーという女性がそのレシピ本をもとに1年で500以上もの御料理を作り、それをブログにあげていく、
ジュリアの時代とジュリーの時代を行き来しながら二つの物語が進んで行くお話です。


メリルストリープさんが好きで、中でもジュリアを演じているメリルストリープさんが大好きです。この物語には色んな「好き」があって、好きって大事です。

「今年の鹿日記は御料理のことが多いですね」と言われるのですが、特に今まで食事や御料理についてそこまで興味をもったことが無かったのです。

イギリスに居た時に友達が居なくて、一人でご飯を食べる事も多く、挑戦している時期は本当にお金がなかったということもあって、ダルストンのマーケットでバケツ一杯のジャガイモを1ポンドでよく買っていました。

イギリスでは色んな人の優しさに触れ、伝えたいということに悔しさを感じたり、生きて行く上で物凄く大切な事を学んだ気がします。
今は日本に居て、落ち着いた生活をしているので、皆で時間を楽しむ、過ごす、作る、心で思った事は極力伝える、ととにかく一つ一つを後悔の無いようにやりたいなという気持ちがスタンダードに、楽しむということを少し覚えました。
そんな中でも「ご飯を共にする時間」に興味を持って、今年はとにかく色々なものを作ってみてそれぞれの食材の威力や、ハーモニーや、お店に色々行ってみて、どういうところが愛情になっているのか、それをまた持ち帰って作ってみたりしました。自分で作ると全然上手にコーディネートもできないので、そういうことも学びながら、トータルに楽しめるようになっていきたいです。


そんな話と心の変化を知っていた友人が
映画「ジュリー&ジュリア」の冒頭に出て来るジュリアのレシピ本を誕生日にプレゼントしてくれました。感動のあまり
「ワワワワワワワワ」しか言えませんでしたが、開けるとびっしりと英語で、これはまた来年の目標ができました。

今実は今年最後の目標を掲げて11月の誕生日を過ぎたくらいから年末に向けて急ピッチで進めていることがあるのですが、2017年も最後まで張り切っています。

ジュリアチャイルドさんの画像検索より

2017年11月24日金曜日

レオパード

Junさんに今年もとっても素敵な誕生日のお祝いをして頂きました。
場所は恵比寿にあるイスラエル料理「Ta-im」さん
この写真はことりっぷさんの写真です。

お店のサイズといい、御料理も最高に美味しかったです。この写真からも外国人の方がいらっしゃっているのが分かると思うのですが、私たちが訪れた時も私たち以外は全員外国の方でした。19時には満席状態になるので早めに行かれると良いかもしれません。

この写真もことりっぷさんから。
ランチもあるそうなので今度はランチにも行ってみたいです。

そしてお腹もいっぱいになって、Junさんのお家にそのまま行かせて頂いたのですが旦那様のNoriさんがケーキを買って待っていて下さいました。

代官山にあるスポンジケーキ専門店「Ennismore Garaden


11月11日で11周年を迎えるEnnismore Gardenさんだそうです。私もそういえば今年モデルを始めて11周年でした。こんなに長く続けられると思っていませんでした。本当熟、周りの方々に支えられて、教えて頂く事がずっとあって、改めて感謝感謝です。ありがとうございます。

Junさんと今年の2018ssの撮影について色々を話し、前にも書いたのですが、着た瞬間に色々な女性が浮かんだことも、私がいつも思うのはJunさんの服を着る事で、自分にとっての似合う服という概念が新しくなるんじゃないかということです。私は少なからず、普段の自分はこんな感じというものがあるのですが、その幅をいつも純さんが広げてくれていたように思います。
この度はお誕生日に今まで着た事の無いコートを頂きました。色んな古着屋さんを探しまわって下さって、やっと見つけて、「ボタンが違う」とわざわざボタンを似合うものに着け直して下さって。これはもう愛情がこもった大切な大切なコートがクローゼットにやってきてくれました。

お洋服のことを何年も前から純さんから色々教わっているのに、私はなかなか冒険もしないのですが、本当は普段からファッションを物凄く楽しんでキラキラと街を歩いてみたいです。そのためにもっともっと色んな事を知って、素敵な先輩女性にこれはどこのなんですかと質問して行こうと思います。

いつも素敵な時間をありがとうございます。



2017年11月23日木曜日

新たな舞

matohuさんが御衣装を担当なさった舞台を能楽堂に観に行って来ました。

入場した後、デザイナーの堀畑さんと関口さんにお会いして、今回「修験と巡礼の道」ということで
「ふさなり」という三重県の熊野市にある花窟神社と産田神社の二つの神社の神饌のために作られたお米を頂きました。ふさなりの田植えは満月の夜に行われるそうなので、次の満月の夜に大切に頂こうと思います。

THE KUMANO
紀伊山地、吉野熊野に古代から幾筋も広がる修験道と巡礼道の数々の伝承されているドラマの一つ。熊野に参る巡礼者が見たもの、それが能舞、ダンス、バレエで表現されていました。
実は能を見たのは初めてで、このような舞が能楽堂で見られるとは、新しくて、そして素晴らしい舞台にmatohuのお二人が携わっていらっしゃることに感動しました。
今までショーでしか見ていなかったお洋服の新しい姿を知りました。


こちらはmatohuさんから

人が連なり、楽しむ時、その時代の文化は生まれます。
初めて知ること、より深めることは、
私たちの人生の質を豊かにしてくれます。
そして好きなことがふえると、
喜びもまた大きく育っていきます。
私たちがmatohuの仕事を通して出会い、
またこれから出会うだろう人、
物事、感動を、もっと多くの人と分かち合いたい。
そんな交わりの場をRenと名付けました。

この中に根津美術館で毎年秋に行われている「現代茶人の茶席」に
今秋はmatohuのデザイナーさんが選ばれました。

一昨年前、matohuさんのブランド10周年の際に、根津美術館のお茶室で
「matohu 長着茶会」というのが行われたそうなのですが、私もいつかmatohuさんの長着を着てお茶の席を楽しんでみたいと思いました。今回の舞台もですが、matohuのお二人が御衣装に携わるような舞台にはmatohuさんのお洋服を着て、観劇を楽しみたいです。




2017年11月15日水曜日

1111

今年も無事に誕生日を迎える事ができました。たくさんのメッセージと、事務所にもとっても素敵なお花をありがとうございました。

11月11日と1並びのお陰でたくさんの方が覚えていて下さって、久しぶりに高校の友人や大学の友人とメッセージのやり取りをしました。当日は膝関節のテレビを見ながら名古屋のビジネスホテルで迎えたのですが、兄夫婦からのメッセージが一番最初で、お姉ちゃんがいるという私にとって初めての誕生日でした。そこから始まって、1日名古屋でお仕事をして、誕生日が終わる最後の最後までとっても素敵な時間を過ごす事ができました。

そしてWacoalさんのCMがちょうど11月11日から流れています。


テレビでは30秒バージョンですが、是非3分バージョンもこちらで見てみて下さい。

「失恋」「思春期」「挑戦」「出産」4人の女性のターニングポイント
『これまでも、これからも。より美しく』
Director Naoko Tajima
Camera Taiji Tajima
Music Arielle Paul and Dan Gross
Hair&Make Haruka Tazaki

2017年11月1日水曜日

くりきんとんの数

そして親戚にも会いに行きました。再従姉妹という存在で母の従兄弟の子供同士なのですが、小さい頃一緒に遊ぶのが本当に嬉しくて、途中高校や大学やと、会う機会は減ってしまっていたのですが、誰かが結婚をして、家族が増えて、今回皆で食事をしました。それがまた大人になったので何か特別な事もということもなくあの時のまま楽しい時間が過ぎて行きました。

岡山は来る度来る度、特にお仕事では非常に学びが多くて、モデルとしてもなのですが人間的に学ぶ事が多いです。街を歩いていても、色んな優しさの機会に触れる事が多くて、新幹線のみどりの窓口の駅員さん、お土産屋さんのレジの方、素敵なカフェの店員さん、

本来の、「お店の人とお客様との関係」の前に感じる、「人としての何か」それがお店の人とお客という一瞬の肩書きを借りて伝わる一瞬の事がとても温かくて。
長い目で見ても、きっと何かがずっとジワジワ心に伝わるし、そんな積み重ねも感じたりしました。そういう姿に直接触れたりすることが岡山に来るととても多いのです。年に二回程しか来れないのですが、毎回また行こうと思うところが増えて来て、手土産のくりきんとんの数が増えるばかりです。