2022年9月25日日曜日

 先日、先日と言ってもだいぶ前だと思うが、社長に「鹿日記もインスタもなかなか更新しないわね」と言われ、重々承知のすけで

先程更新した通り、透き通った一人時間というのをなかなか過ごせずに居る。熱々のホットサンドを食したのち、目の前の湯気の出なくなった紅茶と、かすかに聞こえるピアノのBGMのもと更なる更新に向けて自分の心を探っている。

最近自分の身体は出産から2年近くたって、漸く戻ってきたと思える。産前はヨガもピラティスも、ストレッチトレーニングもパーソナルも行っていたほど自分の身体への飽くなき追及をしていた。

さすがにそこまで今は時間がとれないけれど毎日1時間は何かしらしようと試みている。

昔の鍛え方はどんな高いヒールが来ようとぶれない身体作りがメインだったけれど、最近は脳と身体の繋がりや筋肉の流れ、自分の各箇所の無理のない領域を探るのが主である。

一週間に一回、身体のちょっとしたことへの反応をよく知るヨガの先生のレッスンに行くのだけど、その先生のレッスンでかなり自分の呼吸が浅いことを認識した。

肩甲骨の問題でなかなか奥まで呼吸がいかず、終わった頃には呼吸が大腿骨の付け根の方までいっているような感覚が戻った。

身体への探求心から、何年も前にヨガの資格をとったのだけど(誰かに教えるものではなく自分のためのもの)、なんというか今や随分進化しているというのか知らなかっただけなのか、本当身体って面白いなと思う。

後輩のモデルの方々によく聞かれるのだが、もちろんウォーキングはできた方が良いに越したことはない。しかし自分の個を大切にするためにも自分の身体の稼働範囲を知り、自分自身の骨格を知り、筋肉の連動を身体で感じ、自分のバランスを鏡なしでも感覚で認識できる探求心、その全てを持ってしてウォーキングや、シューティングをすると私は良いと思います。

そのために日々の数々の種のトレーニングをこなす必要があって、そして自分の身体を知って初めて、服と一緒にその瞬間を過ごせると思います。

社長、どうでしょう。長くなりましたが、先輩っぽいオタクっぽい文章ですが、後輩のモデルちゃんたちへ頑張れのエールです。

私は後輩のモデルちゃんを見習って、インスタグラムという発信の時代についていけるよう頑張ります。

そろそろ現場に行きます。


モーニングコース

 今朝は娘のかかと落としで目が覚めた。

今日仕事で早起きする予定ではあったが、2時間以上も早い目覚ましだった。

しぶしぶというか有り難く起きて、暗闇でゴソゴソ。早々に家を出た。

一番安心して眠れるのは電車の中かも知れない。うつらうつらしているうちに都内に着いて、現場近くのカフェへ。

こんな早くから営業しているカフェがあることにも有り難いが、充電が切れそうな私の携帯を充電してくれる席があるではないか。

モーニングセットという格安の、しかもめちゃくちゃホットなサンドを用意してくれた店員さんよ、神様かな。

朝からこんな時間を過ごせたのだから娘のかかと落としくらい受けて立つけれど、母さんの職業の名前はモデルなので、顔だけはご勘弁頂きたい。

2022年7月21日木曜日

The 銀

 昨日、夕方16時頃、オーディションに向かうために新橋のA3出口から銀座方面へまっすぐ歩いた。

途中、銀座のクラブなどが立ち並ぶ通りをジーンズにタンクトップ、アウトドアのリュックで歩いていた。

今はまだ静かだが夜になると慌ただしく光るであろうこの通り。暑いのにしっかりお着物で決められている50代くらいの女性や、全身ブランドを纏う若い女性、パチンコ屋の開店以上の華々とした店先。盛りヘアが描かれた美容室の看板。

普段歩いていては見つけられないような美しい迫力のあるお花が置いてある花屋、とそこで慌ただしく働く50~60代くらいの女性。

姿勢も美しく、全身夏らしいファッションでヒールの高いサンダルでまっすぐ歩いている40代くらいの女性。電話の声から漏れているご様子では、誰かと待ち合わせをしているらしかった。こんな綺麗な人を待つ人はどんな人だろう。数メートル先にいらっしゃった40代~50代くらいの艶やかな男性。

そこを通り抜けると多分高級なホテルがあって、高身長の外国から来られたであろう物凄くオーラのある男性がタクシーに乗り込むところだった。

あっという間に辿り着いた馴染みのあるみゆき通り。この数分で見た景色と、改めて見た自分の姿と角のCHANELの文字を見て、一瞬でも「CHANELのジャケットでも買おうかな」と思わせてくれるような通りだった。

銀座

2022年6月4日土曜日

心模様

 去年から少し自然の方へ引っ越した。

東京では5階にしか住んでいなかったけど今1階に住んでいる。

庭の雑草が物凄い勢いで伸びては移り変わって、今もっとも勢いのある雑草を少々拝借して小さな珠洲焼の花瓶へ。

ビルのなかに緑があるのではなくて、緑の中に自分がいる。

何年ぶりかに自然に気持ちが返って来て、何かを取り戻した気持ちになってる。

子供が産まれたことで、時間の制限はあるものの、「ま、いっか」で終わらせられることも増えて、物凄く心が健康模様。

ete bijoux より
Ph Kiyoe Ozawa
Styling Tomoko Kojima
H&M Hiroko Ishikawa

2022年5月17日火曜日

電気走る

 先日、フェスというものに人生初めて行った。

そこで電気グルーヴさんのステージを見た。

私はこんなに格好いい音楽を今まで知らなかったのかと衝撃を受けた。今まで何して生きてきたんだっけ。

私の、とても狭い世界で生きてきた外はこんなに素晴らしいものがもっともっと世の中にあるんじゃないか。

それをこれから見つけに行くだけでも、これからの人生がとても楽しみになった。

同時に娘にも、色んな分野で素晴らしいと自分が思えるものに出会ってほしい。

雨が続いていても曇ってても次はどこへ行こうかととてもワクワクしています。

今一番人生を楽しもうとしている気がするわ。

2022年4月26日火曜日

オトムギ

 何度観ただろうか劇団大人の麦茶

「おしり筋肉痛」


初演が6年前。

初めて、劇団大人の麦茶(通称オトムギ)に出会った公演で、なんて心に染みる、そして大人の人達がこんなに生き生きと繰り広げる物語が、物凄く輝いて見えた。


そこからオトムギのファンになり、脚本家の塩田泰造さんの脚本のファンになった。



おしり筋肉痛2回目の公演は塩田さんの生死をさ迷う大怪我により、塩田さん不在の公演となった。

心から頑張れという気持ちで観ていた。



そして代替わりというか、今回リノベーティッドということで3度目のおしり筋肉痛。


この物語、人生色々色々あるけど、あったけど、これから誠実に生きていこう、人に接しよう、伝えようって思うんだな。


これまで大きく違ったのは自分が母になってこの物語を観たこと。娘が泣いていたらちゃんと抱き締めてあげようって思った。


劇場いつぶりに来れたのだろう。本当に幸せだ。役者の皆さん、塩田さん、お疲れさまでした。

2022年2月2日水曜日

そろりそろり

 おはようございます。

そろりそろり現れる鹿です。今年になって、ほぼ毎日朝早く起きてはシンとする部屋で一人、紙に向かって思い付くことを書いています。

思い当たることをツラツラと書いていると今心のなかにある自分のことがよく分かり、それを実践していくということをやっています。

自分の中にある気になることを一つ一つクリアすると、自分の今を解明できるような気がして、本当些細なこと何でも。

「○○ちゃんにりんご渡す」とか

あの人は元気にしているだろうかと浮かぶと

「○○さんに連絡」とか。

なかなか子供っちと1日向き合っていると、自分の心はどこにあるのやらで、もちろん子供っちの人生にも携わらせて貰ってるけれど、自分の人生もしっかり道があるなと。

やる気の原動力にもなるので、今朝いつものようにツラツラと書いていたら「鹿日記」と出たので書いてみました。

いつも何か書こうと思って書いてる訳でもなく、ただ書き始める鹿日記。

ここだけは自分の昔からの小部屋だと思って大切にしています。