2016年10月24日月曜日

チョコバナナ

無類のチョコ好きでパフェと言ったらだいたいチョコレートパフェを食べて来たのだが昔から素朴な疑問がある。
チョコバナナパフェというものである。先日念願のパフェにありつけたのだが、それはチョコバナナパフェだった。チョコとバナナの絶妙なハーモニーみたいな謡で長年人々の舌を幸せにして来たことだろうと思う。でもチョコとバナナが合うというその概念いつからなん?といつも思う。というのもチョコレートが好きな私はいつもバナナの存在に違和感を感じていた。バナナは単独で食べると食べられるのだが、どうしてもチョコの近くにいるバナナが気になって仕方が無い。食したパフェは一番上に生チョコのようなブロックが乗ってあり、綺麗にスライスされたバナナが脇に乗っている。バナナを避けながらとにかくアイスをほじくっていると必ずそのバナナをどうにかしなければいけない時がやってくる。それを隣人に手伝ってもらい、生チョコブロックに幸せを感じしばらくチョコアイスと生クリームと向き合う。して、何か幼き頃にブラジルに行くために砂場を掘っていた記憶を呼び起こすような瞬間があった。何か固体にあたるのだ。何かと思い救い上げるとバナナだ。またバナナの出現である。inside バナナに関してはもうチョコ漬けになっているので諦めて食す。
そしてそのパフェはその下にもスプーンの先の入り方が変わる所にさしかかる。ご丁寧にコーヒーゼリーだ。わし珈琲飲めるようになったん最近や
しかも牛乳と珈琲の割合8対2や。ほぼ牛乳やで。

しかしチョコバナナパフェの層がご丁寧でお洒落過ぎる。
チョコとバナナが合うって誰が決めたんや。

唯一チョコとバナナのコラボレイトを許している食べ物がある。チョコバナナとかいてある猿の黄色いパッケージのお菓子だ。この一連をとにかくバナナが出現する度隣人に吠えながら熱弁すると、それはきっとチョコバナナ味のチョコやからいけるんやと、長年の謎が解けた。



kingkong Magazin issue2
ph Yosuke Demukai
styling DemiDemu
hair Kunio Kohzaki
make Ebara-san

with beautiful Kirika-chan

2016年10月18日火曜日

来年の海





2017SS JUN MIKAMI

とっても楽しかった撮影。ニューヨークに行って異常に楽しんで帰って来たのでこれからはやったこと無いことや何でも挑戦するとJUNさんに誓い、

「紘未ちゃんは盆踊りか海に行ったら良いと思う」というアドバイスを受けたので真新しいノート1ページ目にJUNさんからの格言を書き、来年の夏の誓いになりました。

2016年10月12日水曜日

fridayfarm


一昨日事務所の懇親会がありました。ニューヨークで頑張っているハオも一時帰国していて、
一緒にニューヨークでご飯を食べました。いつの間にこんなに良い男になって。優しさは相変わらずでした。

そして同じくニューヨークでイラストレーターとしても頑張っているシロちゃん
さすがにこの日は来れませんでしたが皆色々な所で頑張っていてとても嬉しいです。

新しい方々もたくさん入って、ついこの前一緒に熊本に行ったあいりちゃん。
「ちゃん」はもう着けない程の仲になったので、彼女はシンガーソングライターで、芸達者で最高に面白いです。明日も一緒に飛行機に乗るので何が起こるか楽しみです。


そして懇親会の前に一緒に色々お話をしたあおいちゃん。たまに一緒にコアトレーニングにも行きます。彼女はペコちゃん並に可愛くて、でも若干男顔の一面もあるので総じてペコ太郎と名付けたら、真面目なあおいちゃんはそれを一生懸命検索して、きっと一生懸命グーグル検索してもらえると分かるのですが一番最初にyoutubeで「ペンパイナッポーアッポーペン」の方が出てきます。私も勉強になりました。この方凄いわ。もうあおいちゃん忘年会でこの方のモノマネ完璧にしてこなアカンやつです。

そしてこの前ATELIER BETONの撮影でご一緒した

ATELIER BETON 2017ss


最後は隣に居るだけでいつも安心するゆりちゃんで締めたいと思います。

2016年10月5日水曜日

単二電池

日本に帰ってきてからエネルギーが在る間とにかく動きまくっていたので土曜日についに深い深い眠りにつきました。時差ぼけを通り越す12時間の長い眠りに全ての時計をとめました。朝起きて、だいぶと眠ってしまった気がしたので月曜日になっていないかとそれだけ心配して、安心したので借りていたニューヨークをベースにしたDVDを朝方に見ようと(余韻にまだ浸る)見た映画がファクトリーガール

アンディウォーホルの撮った映画に出て来る一人の女性にフォーカスした話
朝から観るようなものでは無かった気もしましたが、アンディウォーホルさん、私ご本人初めて見たわ!こういう方だったのか。

この映画に出てくる女性のお母さん、なかなか登場も少ないのですが彼女の台詞がズドーンで最後にその娘の台詞もズドーン。天才はやっぱり早くに逝ってしまわれるのかしら。彼女の登場により、アンディさんをまた少し知ることになりました。

そして午後には東京国立近代美術館で開催中のトーマスルフ展に行きました。
ザッと最初に展示を見渡してトーマスさんにとても良い印象を持ち、1958年生まれの方なのですがその時その時の時代で興味を持つものに、自分の大切なものや日常から遠くないものを画にしていることがとても良かったです。人生と時代。

是非行って下さい。竹橋です



2016年10月3日月曜日

ホイミ

先週は熊本に行っていました。熊本でもサクサク動き回って、美味しいものを食べ最高の出会いをするというニューヨークの教訓を活かして

初ソラシドエアに乗る喜び。
ジャックと豆の木みたいな飛行機でした。あごスープみたいな名前のスープを初めて聞いたので美味しく頂いて

熊本の街の方や、来られた方々の温かいことなんのって、バスに迷っていても道に迷っていてもどれだけ親切に教えて下さったか。ありがとうございました。

そして夜はひとくちという小料理屋さんに行き、
私は人生で食べたことの無いものばかりを頂き、中でもタピオカ入りの茶碗蒸しが最高に美味しくて、別のテーブルでお姉さんお二人が「玄関になめくじ」という話題で一生笑っていたので、最後には私もなぜかその話題をつつき、熊本の方々ととても楽しみました。

仕事の合間にはlittele vintageというvintege屋さんに足を運び、珍しいものやセンスの良いものが置いてあったので、連日話し込んでたくさんのことを教えて頂きました。店長の原田さんは恐らくとても嗅覚が鋭くて、結構vintage shopとかに行くと古着の魔力によって疲れることも多々あるのですが、ここに連日お邪魔したらなぜか出た頃には気分がスカッと晴れているという癒し系の魔力でした。

坂口恭平さんの「ズームイン服!」という著書にlittle vintageと店長の原田さんが載っています。





2016年10月2日日曜日

月間10月

神奈川芸術劇場にハムレットを観に行きました。
どんなものかというのを事前にチェックせずに行ったら、まさかの無声

ダンサーのお二人がシーンごとにダンスで表現をなさるというものでした。ハムレットと聞いてまたシェイクスピアだと思い。活字が苦手なもので、今まで何回シェイクスピア読もうと思ったか。今度こそハムレットとマクベスは読むで。

NYでブロードウェイにいくつか行ったのですが、これもオフブロードウェイなのかなsleep no moreに行きました。かなり色んな人から行った方が良いと言われていたのと、走るでというのでどんなミュージカルだよと思いました。これがマクベスのお話。

これも無声なのですが大きな何階立てかの建物の中でそれぞれの登場人物があらゆる場所で同時に物語が起きているので、ある人にずっと連いて回っても良いし、途中で違う人に連いても良いしと、とにかく目の前で様々な物語が繰り広げられるのを一緒に歩んで観て行くという形です。そしてどのストーリーを見ても最後に必ず皆が出会う場所に誘われるという。

いや不思議に思ったのはどうやってこのような劇の稽古を行っているのかと、皆がそれぞれにそれぞれの場所でストーリーを繰り広げているのにも関わらず必ず同じタイミングで一同に集まるタイミングがやってくるという。まさにどうやってここまでの完成度というかどういう仕組みになっているのだという疑問。

ここにしかないものを見たという感じでした。

昨日のハムレットは舞台上で行われていたものですが、slppe no moreを思い出しました。ハムレットとマクベスを読めばあれのあれは実はこういうことだったのかとなるかもしれません。秋なので読むぞ。そしてダンサーの方の首はやはりとても綺麗だ。ダンスも再開します。10月は読書とダンス月間や。