2019年8月20日火曜日

雨の日の文

今日は雨だ。
久しぶりに雨の音が心地良い。
この前奈良に帰った時は、ちょうど大きな台風だった。私は天気予報を昔から見ない。
だからいつも朝起きて、カンカン照りに温くなったリビングに行き、心の中の第一声が「暑い」だった。それも久しぶりに「ん?」とか「ぬ?」とか光の大きさも違ったのでどういうわけかカーテンを開けたらちょうど良い雨の量だった。

最近はやることが山積みに押し寄せてきて、それに合わせて暑い暑いとはいえ、皆とても活動的だから色んなお誘いがある。
さすがに全部は行けないけど、行けるものは少しでも行くようにして、久しぶりに会う人も、初めてご縁が繋がる人も、どんどんその人の魅力に気が付いていく人も、たくさんいる。

私は心がそんなに器用ではないので1つの出来事を整理するのに多少時間を要する。
これを自分自身、若干複雑に思ってきたけれど今ではそれを大事にしようと思う。
夏休みは終わった。
この鹿日記も、そうだなぁ、、嫌々始めたという訳ではないが、社長のじゅんこさんから「ブログを続けなさい」とのお達しがあって、最初は必ず一週間に一回、そして、投稿をする前にチェックがあった。多分半年か一年か、それを続けてある日、もう事前チェックをされなくなってこの自由な鹿日記が出来上がったわけだけども。文章を書くって、最初は本当に難しかった。写真一枚あげるのも随分ダメ出しをされた。この言葉はなんとかとか、だけど一番個性というものは大事にしてくれたんじゃなかろうか。即興で見直してもいない文章をいつも面白がっていたから。
今では一先ず思い付くことをツラツラ書いて 
暫くして見返して、やはり読者がいるのだということは考えて、直すときもあれば、何か自分のことだけではない時は、何度か考え直したりもする。
10年ほど続けたお陰で文章に恐れることはなく、自分が端的に言いたいことを纏めようとする力はついた気がする。
私は頭でぐちゃぐちゃ考えてしまうところがあって、多分整理整頓のためにじゅんこさんが始めた方が良いと言ったのだろうか。
分からないけれど、10年続いています。

そうこうしているうちに雨が上がって、セミの大合唱が始まりました。朝から自然の音がなんて心地良いのだろう。

2019年8月8日木曜日

夏の笑顔

連日暑いけれど皆暑いからなのか
お魚屋さんに行っても、
鶏肉屋さんに行っても、
パン屋さんに行っても
「暑い中いらっしゃい」といつもよりウェルカムな感じがして、
鶏肉やさんのお姉さんとは鶏肉のお話しかしたことなかったのにピアスが可愛いですねと言ってもらって、初めてお姉さんの笑顔を見た。

ご夫婦でされている魚屋さんのお父さんの方はいつも魚を無言でさばき続けていたけど私がこんにちはというとちょっとだけ笑ったように見えた。

パン屋のお母さんはいつもお金の勘定がめちゃくちゃ丁寧で、  店内で物凄く暑そうにしていて、お会計をする場所の裏に釜戸があるのだと教えてくれた。

暑いけど、なんか皆の笑顔と、会話で物凄く幸せな気持ちになった。