2016年12月24日土曜日

アッパー

私にとってアッパーなニューヨークの友人が帰ってきていて久しぶりに会って来ました。同い年だけどとても素晴らしい役職についている彼女の逞しさと美しさは会う度に増して、いつも素敵な時間を過ごすことが出来ます。

お洒落もしっかり楽しむ彼女の手にいつも注目するのですが、私の中でなんとなくチャッチャとして仕事も色々ができる女性は指輪をいくつか着けているイメージがあって、彼女の指にはその節目節目に何かがあった時に自分へのプレゼントとしてや、親友からのプレゼントのもの、やはりそれがいつも目に入るので尋ねてみるのですが、自分が仕事しているときに目に入るから気分も上がるし頑張ろうと思えると言っていました。第一関節辺りにも指輪をはめていて同い年なのにそんなに人生の節目があったのかと感心し、私も一つ自分に来年買うことに決めてみました。

そんな決意を私の中のお洒落欲番長ナンバーワンに話をし、そしたら昨日すぐに色んなお店に連れて行ってくれました。「ジュエリーは試着せな分からん」と。以前も青山のアーツエンドサイエンスでイギリスからデザイナーさんが来日していたジュエリーのイベントに連れて行ってくれたのですが、ジュエリーを着けて生活したことがほとんどないものでやっと最近になってモデルじゃない時の自分へのファッションに少し興味を持ち始めたところだったので、ジュエリーはまた私にとっては興味の範囲と敷居が高く、ただただ彼女が試着するのを見ていただけでした。しかしデザイナーさんが傍にいると、あぁこの方が作っているんだ、この方が作るものを買おうというのが分かりやすくて、ジュエリーのデザイナーさんに会えるなんて人生にあるかないかかも知れないと、私は心に留めておきました。

昨日は結局一人じゃ入れないようなところにも彼女と一緒に入って、それはそれはジュエリーとは素晴らしいものなんだと結局いつも通り彼女が嬉しそうに試着をする姿を見て福福とした気持ちになってお蕎麦を食べて帰りました。
まだ豚に真珠猫に小判鹿にダイヤ状態ですが、一生に一つ大事に出来るものを見つけられたらそれが大いに幸せです。
大人の階段上ってるぜ

2016年12月23日金曜日

あみちゃん

久しぶりに結婚式というものに参列して来ました。
一人娘を嫁に出す父の気持ちとは本当にどういう心境なのでしょうか。毎回ヴァージンロードで新郎に娘を託す時のあの父の最後の一押しにグッと来てしまい、この度は素敵ななんて新郎と新婦の来場者へのおもてなしの心が最初から最後まで素晴らしかったです。

隣にはこの人は私の知る限りで菩提樹だと思っている関水結花が座っており、もうこの人は本当に心優しいと、お色直しの新婦の退場に付き添うお婆さまの姿を見ては「お婆ちゃんネタはダメ」と涙を流し、勿論家族への手紙の時は「今日は営業終了」というくらい涙を流し、その後も何を言っても泣いていました。何だかその姿に勿論新婦のあみちゃんという素晴らしく可愛らしい人が私の人生の友人であることと同時に、こんなに優しい菩提樹のような友人がいることに改めて幸せな気持ちにさせて貰いました。

なかなか結婚式まで参加出来る機会というのがないというか、イギリスに行ってしまっていた時に皆のゴールデンウェディングラッシュのタイミングを逃してしまっていて、私はそれが本当に何よりの悔いで、まだ結婚をしていない友人もたくさんいるので、その彼女達の結婚式には絶対参列しようと心に誓いました。はよ皆幸せになれい。

そして僕はこの日、あみちゃんの事務所の社長さんのお話の中にとても大きく気が付いたことがあって、私はそれを大きく信じて、少し自分を恥じて、家に帰りました。

なんと美しい日々が12月待っていたのだろうか。


最後はあみちゃんのwedding runwayの時に着させて貰った衣装にて


たくさんの幸せをありがとう。

2016年12月11日日曜日

鼻が詰まって数週間。分かったことがあります。鼻がつまり過ぎて何を食べてもあまり味が分からず、この強烈な鼻詰りには強烈なスパイシーかと対抗してみるも舌に辛さが残るだけで一向によろしくないなと、食事がいっこも楽しめないじゃないかと思い。

先日どうしても歌舞伎座で歌舞伎が観たいと、中村獅童さん尾上松也さん「あらしのよるに」を観て来ました。とても楽しいお話で終わった頃にはいつか私も白山羊の役をやってみたいと思いました。とても観やすいお芝居でしたので是非お時間ございましたら楽しみに行ってみて下さい。

そしてその後築地が近かったもので築地にお寿司を食べに行ったのですが、この鼻詰りだと久しぶりの美味しいお寿司も訳が分からないじゃないかと思っていたら、なんとまぁなぜか一番味がよく分かりました。これが素材の味というものなのでしょうか。今まで以上に味を堪能したような気がします。なんかやっぱり日本人って凄い。そんな一日でした。

先週は私の大好きな友人のお誕生日で、私はその彼女の喜ぶ顔が大好きで、ファッションに興味のあまりない私をいつも連れ出し、色々なお店を回ってどんなものでも試着して行く姿を見て、私も非常に楽しく嬉しく、とってもチャーミングな人だといつも思うのですが、昨日も凄くチャーミングで可愛らしかったです。
そんな彼女のためにというか、いつもシンプルな服装でしかなかなか会わないのですが、この日は彼女の誕生日を祝う気持ちで少しお洒落をしていきました。人のためにお洒落をするということがあまりなかったので、自分の初めてのこの気持ちに彼女は気付かせてくれて、いつも私に体験をさせてくれるのです。これからもこの人を大切にしようと思いました。
お誕生日おめでとう。

2016年12月3日土曜日

機関車ムコダイン

とても寒いロケが続いて、その度に後輩のさこちゃんから頂いた温かい靴下を履いて出掛けていたらものの2回で親指部に穴が開いてしまい、今日は出掛ける前に一つ苦手な裁縫をしてみました。

とうとう師走という月がやってきてしまい、だいたい12月になると今年の最後をゆっくり過ごすように尻つぼみになっていく感じなのですが、もうひと燃えすることが出来て、ちょっと正直ビビっている部分もあるのですが長年のどう考えてもここしかないところに足を踏み入れるような感覚です。

昔の記憶をチラホラと思い返しながら、時折斜め上を見上げて、また机に向かいました。

久しぶりに事務所の社長と金曜日に電話をし、エラーになっていたメールがあることに気が付き、昨日そのメールを受け取りました。月が変わってしまいましたが私の大きな節目の誕生日へのメールでした。この社長の元でお世話になって8年が経とうとしています。

石の上にも3年、ゲーテは物事は5年、関根勤さんが笑っていいともに慣れたのは8年、
確かに節目節目に何かありました。私もやっとここからなのかという気になっています。自分のまだ短い人生ではありますが、痛烈に本当にこの人に出会って良かった、この人には一生をかけて恩を返さないといけないなと思える一人が今の事務所の社長です。漸く覚悟が向いたみたいです。

2016年11月30日水曜日

忠ちゃん

あっという間に明日11月が最後の日になってしまいました。きっとこのブログを書き終える頃には30日になっているかと思います。11月は前半に誕生日というものがあるので何だかいつも過ぎ去るのが最も早い月のような気がします。それと同時に何だか本当にこの1ヶ月朝から晩までフル稼働したような気がしていて、漸く明日一つ束の間に一呼吸しても良いような気がして、久しぶりにこうしてパソコンを開けてみました。

この一ヶ月は本当色々な所に行きました。先週末は高校時代のバスケ部の友人の結婚パーティに出席し、久しぶりの友人に会ったり、とにかく毎週末どこかしらに行き、そして決まってなぜか誕生日前になると思いっきり風邪をひくのですが、何だか風邪を思いっきりひけないスイッチみたいなものが入っていてずっと地味に咳だけが続き、今日は少しロケバスの中で休憩中眠っていたら、鼻がフィーかピーかずっと鳴っていて、鹿の鳴き声かと思ったと言われ(そんなことあるかい)、帰り道本当に鹿を見ました。野生の鹿に出会うととても嬉しいです。暗闇の中凄い可愛いかったです。

一息ついたので何か言葉が出て来るかなと思ったのですが大して何も出て来ず、やらないといけないことを後回しにしようとしている口実な気がしたので、一先ず寝てみようかと思います。また12月何かがあるような気がして、そのワクワクのために11月最後の日を過ごしてみようと思います。


2016年11月12日土曜日

1111

昨日20代最後という時を迎え、先週くらいから後輩に「あと1週間、やり残したことやりましょ」と言われたのでその時しばらく考えてみたのですが、どう考えても悔いの無い20代だったと思い、「無い」と答えたのですが誕生日の前々日に朝起きて寒くてなかなか布団から出られず、インスタグラムを開げてみたところ、急に『私この人に写真を撮って貰いたい』と、布団から脱出して、一筋の勇気が指に湧いて、お会いしたことも無い方だったのでインスタグラムからダイレクトメッセージをドキドキしながら送りました。数時間後にとても丁寧な文書が返ってきてその次の日にお会いすることになりました。

その誕生日の前日の朝も寒くて布団から出られぬ時間を過ごしていたら、本当に東京に来てからお世話になった人から誕生日の前日ということも知らず電話がかかってきました。なんか蟹や言うて、蟹に釣られて布団から脱出し、その数時間後に4人で蟹のパスタを食べました。この20代の感謝をとにかく蟹のパスタを食べながら伝え、お腹もいっぱいになったところでフォトグラファーさんのところに行って来ました。

お会いしてお話をして、写真も見させて頂いて、撮っていらっしゃる写真から想像通りの方で、20代最後の私をおさめて下さいました。

そしてその後はこのブログにも何度も登場している純さんに恵比寿にある美味しい御料理屋さんに連れて行って頂いて、もう純さんとは何年の付き合いになるのか分かりませんが、私は元々ファッションに本当に興味が無くてお洒落の仕方も自分には何が合うのかどうなのかということがずっと分からずにやってきていて、でも会う度の純さん自身のお洒落や、純さんの助言により、私にファッションの楽しさを教えてくれたのは純さんだと思っていて、最初はお仕事で会うことしか無かったのがいつしか夏の暑い日に担々麺を作ったから一緒に食べようと言って下さった日や、こういう展示会があるから一緒に行ってみようなど、私には兄しか居ないので姉が居たらこんなお姉ちゃんが良いと思う程本当にいつも優しく、さりげなく、ファッションに疎い私に色々な助言をして下さっていたのだなぁと思い、この10年、モデルという軸で動いてきて、何度辞めようと思ったか分からないこの職業に、それでも辞めなかったのはたくさんの方がその度その度に言葉を残して行って下さったからです。20代をこの仕事に捧げて、勿論色々ありましたが、何度振り返っても私の20代は本当に最高のものでした。ファッションを通して、この仕事を通して出会った方々が育てて下さったと思っています。本当に昨日は最後の最後まで有り難うと言える日でした。そして一つとても問いたかったのは、モデルを始めた直後、本当に失礼なことに大きな舞台で明るい照明に向かって歩いたり人前に出ることが異常に苦手だったのもあって、ショーに出たくない(本当に失礼な話ですみません)とストレスがストレスで、泣きじゃくっていた時に母に尻を叩かれ「ステージの上では一人や!」と怒られたことを覚えているのですが、もう絶対これを歩いたら辞めてセルロースの研究に徹すると心に誓い、そうすると20歳の時に、ある一通の手紙が届いたのです。これも何回かお話したことがあるかも知れませんが、10歳の時に小学校の学級会でやっていた「10年後の私へ」という葉書でした。10歳ながらに自分は何を書いたのかと、父や母や兄や祖母の安否に友人の名前、好きな人の名前と、そして一番最後に「20歳の紘未さんは今の私の夢であるモデルさんになっていますか?」と。自分にだからこそ打ち明けられたその夢に、彼女のお陰で私はモデルを辞めずにすみました。どうでしょう。10歳の私が理想としていたモデル像に私はなれているでしょうか。それを彼女に聞きたい。まだまだと言うかもしれませんが、この先もずっとずっとまだまだ何かが続いているような気がして、尻を叩かれた時の母の言葉も今では、ショーは一人ではない瞬間をフッと感じることも出来るようになりました。歩いていて演出家さんの懐の大きさを感じることも、服の力を感じることも、今では何だか時代が変わって来ていて、仲間を感じることもあります。この仕事を続けて本当に良かった。どんな時も立ち上がってまた歩き出してくれた20代の自分に心から感謝をしたいです。ありがとう。

2017年11月11日

2016年11月9日水曜日

猫長老

めっきり11月になって、この月は特別な魔法がある期間だと思っていて、この時期にしかない魔法です。

今日は先日母が柿を携えて奈良からやって来てくれたので、その柿を食べました。そのさながら寒い朝にコポコポとゆで卵を作ったのですが、めちゃくちゃうまく出来たので朝から凄く感動をしています。

午後はこれから猫長老先生の所にボイストレーニングに行ってきます。長年のお付き合いなのですが、特に歌を披露することもなく、人前で微弱な話し声なので誰も行ってるとは思っていませんし、私もなかなか言い出せなかったのですが、行っています。

自分の心に持っている何かを引っ張り出すには先生に会いに行くのが一番です。


こういうことを書こうと思ったのではないのですが筆を走らせて居たらここに落ち着いてしまいました。

2016年11月3日木曜日

サウダーヂな夜

先週は仕事で岡山に行っていました。岡山には再従姉妹がいて、幼い頃は何度か訪れた土地なのですが、大きくなってからはめっきり訪れていませんでした。久しぶりに皆で食事をしたのですが、早食い競争並みのスピードで食べては追加する再従姉妹の食欲っぷりに驚き、ご飯でも一緒に食べようものなら覚悟が必要だとこの度分かりました。

岡山は今年二度目なのですが、色んな各地を回る中で最も好きな土地で、ご飯がおいしいのと本当に人が優しいのです。

この度はtable Haradaさんというビストロにお邪魔して、


その名の通り原田さん夫妻がやっていらっしゃるのですがとても素敵なお店で岡山に誰かと来ることがあったら是非お連れしたい場所だと思いました。そしてその後はお馴染みサウダーヂな夜にお邪魔して、



ここは以前にも2度程来たことがあるのですがスピーカーが素晴らしく良くて、音楽に疎い私なのですが、音楽は人をその気持ちにさせるなとここに来ると思うのです。

そして岡山に到着する前に倉敷に行ったのですが、ここには大好きなご夫婦が住んでいて、岡山に来ると必ず元気かなと会いに行くのです。

今週は名古屋です。また名古屋にも幼稚園から高校まで共にした友人が住んでいるので会いに行こうと思います。仕事で訪れる土地その土地に会いたい人がいることがとっても嬉しいです。


2016年11月1日火曜日

服の魂

不器用さと言ったらないけれど、私たちは服に出会って、服から感じる何かがある。その人が服に込めた思いや、どれほど自分の服を愛し、そういう色んなものが服を羽織ることで分かる。数歩歩き、分かることがある。


sulvam 2017ss

世界中にたくさんの人が居るのに言葉を交わせる人はほんの少しで、世界中にこんなに服があるのに出会えるデザイナーは本当にごくわずか。何年か服を着て歩いているけれども最近では服を着るということがまた少し変わって来た。もう少し自分の中で参加型になった。それは自分の中身が大人になったからなのか、出会う服が変わったのか、時代が変わったのかはよく分かっていない。でも今シーズンは自分の中で顕著に変わった気がした。私たちはデザイナーよりもフォトグラファーよりも職業的には短命であると思っていて、それでも同じ時代をデザイナーさんに関しては、自分が人生の中のモデルという短い時代の中で共に時間を共有出来る時代を与えてくれたことにいつも心からの感謝です。

2016年10月24日月曜日

チョコバナナ

無類のチョコ好きでパフェと言ったらだいたいチョコレートパフェを食べて来たのだが昔から素朴な疑問がある。
チョコバナナパフェというものである。先日念願のパフェにありつけたのだが、それはチョコバナナパフェだった。チョコとバナナの絶妙なハーモニーみたいな謡で長年人々の舌を幸せにして来たことだろうと思う。でもチョコとバナナが合うというその概念いつからなん?といつも思う。というのもチョコレートが好きな私はいつもバナナの存在に違和感を感じていた。バナナは単独で食べると食べられるのだが、どうしてもチョコの近くにいるバナナが気になって仕方が無い。食したパフェは一番上に生チョコのようなブロックが乗ってあり、綺麗にスライスされたバナナが脇に乗っている。バナナを避けながらとにかくアイスをほじくっていると必ずそのバナナをどうにかしなければいけない時がやってくる。それを隣人に手伝ってもらい、生チョコブロックに幸せを感じしばらくチョコアイスと生クリームと向き合う。して、何か幼き頃にブラジルに行くために砂場を掘っていた記憶を呼び起こすような瞬間があった。何か固体にあたるのだ。何かと思い救い上げるとバナナだ。またバナナの出現である。inside バナナに関してはもうチョコ漬けになっているので諦めて食す。
そしてそのパフェはその下にもスプーンの先の入り方が変わる所にさしかかる。ご丁寧にコーヒーゼリーだ。わし珈琲飲めるようになったん最近や
しかも牛乳と珈琲の割合8対2や。ほぼ牛乳やで。

しかしチョコバナナパフェの層がご丁寧でお洒落過ぎる。
チョコとバナナが合うって誰が決めたんや。

唯一チョコとバナナのコラボレイトを許している食べ物がある。チョコバナナとかいてある猿の黄色いパッケージのお菓子だ。この一連をとにかくバナナが出現する度隣人に吠えながら熱弁すると、それはきっとチョコバナナ味のチョコやからいけるんやと、長年の謎が解けた。



kingkong Magazin issue2
ph Yosuke Demukai
styling DemiDemu
hair Kunio Kohzaki
make Ebara-san

with beautiful Kirika-chan

2016年10月18日火曜日

来年の海





2017SS JUN MIKAMI

とっても楽しかった撮影。ニューヨークに行って異常に楽しんで帰って来たのでこれからはやったこと無いことや何でも挑戦するとJUNさんに誓い、

「紘未ちゃんは盆踊りか海に行ったら良いと思う」というアドバイスを受けたので真新しいノート1ページ目にJUNさんからの格言を書き、来年の夏の誓いになりました。

2016年10月12日水曜日

fridayfarm


一昨日事務所の懇親会がありました。ニューヨークで頑張っているハオも一時帰国していて、
一緒にニューヨークでご飯を食べました。いつの間にこんなに良い男になって。優しさは相変わらずでした。

そして同じくニューヨークでイラストレーターとしても頑張っているシロちゃん
さすがにこの日は来れませんでしたが皆色々な所で頑張っていてとても嬉しいです。

新しい方々もたくさん入って、ついこの前一緒に熊本に行ったあいりちゃん。
「ちゃん」はもう着けない程の仲になったので、彼女はシンガーソングライターで、芸達者で最高に面白いです。明日も一緒に飛行機に乗るので何が起こるか楽しみです。


そして懇親会の前に一緒に色々お話をしたあおいちゃん。たまに一緒にコアトレーニングにも行きます。彼女はペコちゃん並に可愛くて、でも若干男顔の一面もあるので総じてペコ太郎と名付けたら、真面目なあおいちゃんはそれを一生懸命検索して、きっと一生懸命グーグル検索してもらえると分かるのですが一番最初にyoutubeで「ペンパイナッポーアッポーペン」の方が出てきます。私も勉強になりました。この方凄いわ。もうあおいちゃん忘年会でこの方のモノマネ完璧にしてこなアカンやつです。

そしてこの前ATELIER BETONの撮影でご一緒した

ATELIER BETON 2017ss


最後は隣に居るだけでいつも安心するゆりちゃんで締めたいと思います。

2016年10月5日水曜日

単二電池

日本に帰ってきてからエネルギーが在る間とにかく動きまくっていたので土曜日についに深い深い眠りにつきました。時差ぼけを通り越す12時間の長い眠りに全ての時計をとめました。朝起きて、だいぶと眠ってしまった気がしたので月曜日になっていないかとそれだけ心配して、安心したので借りていたニューヨークをベースにしたDVDを朝方に見ようと(余韻にまだ浸る)見た映画がファクトリーガール

アンディウォーホルの撮った映画に出て来る一人の女性にフォーカスした話
朝から観るようなものでは無かった気もしましたが、アンディウォーホルさん、私ご本人初めて見たわ!こういう方だったのか。

この映画に出てくる女性のお母さん、なかなか登場も少ないのですが彼女の台詞がズドーンで最後にその娘の台詞もズドーン。天才はやっぱり早くに逝ってしまわれるのかしら。彼女の登場により、アンディさんをまた少し知ることになりました。

そして午後には東京国立近代美術館で開催中のトーマスルフ展に行きました。
ザッと最初に展示を見渡してトーマスさんにとても良い印象を持ち、1958年生まれの方なのですがその時その時の時代で興味を持つものに、自分の大切なものや日常から遠くないものを画にしていることがとても良かったです。人生と時代。

是非行って下さい。竹橋です



2016年10月3日月曜日

ホイミ

先週は熊本に行っていました。熊本でもサクサク動き回って、美味しいものを食べ最高の出会いをするというニューヨークの教訓を活かして

初ソラシドエアに乗る喜び。
ジャックと豆の木みたいな飛行機でした。あごスープみたいな名前のスープを初めて聞いたので美味しく頂いて

熊本の街の方や、来られた方々の温かいことなんのって、バスに迷っていても道に迷っていてもどれだけ親切に教えて下さったか。ありがとうございました。

そして夜はひとくちという小料理屋さんに行き、
私は人生で食べたことの無いものばかりを頂き、中でもタピオカ入りの茶碗蒸しが最高に美味しくて、別のテーブルでお姉さんお二人が「玄関になめくじ」という話題で一生笑っていたので、最後には私もなぜかその話題をつつき、熊本の方々ととても楽しみました。

仕事の合間にはlittele vintageというvintege屋さんに足を運び、珍しいものやセンスの良いものが置いてあったので、連日話し込んでたくさんのことを教えて頂きました。店長の原田さんは恐らくとても嗅覚が鋭くて、結構vintage shopとかに行くと古着の魔力によって疲れることも多々あるのですが、ここに連日お邪魔したらなぜか出た頃には気分がスカッと晴れているという癒し系の魔力でした。

坂口恭平さんの「ズームイン服!」という著書にlittle vintageと店長の原田さんが載っています。





2016年10月2日日曜日

月間10月

神奈川芸術劇場にハムレットを観に行きました。
どんなものかというのを事前にチェックせずに行ったら、まさかの無声

ダンサーのお二人がシーンごとにダンスで表現をなさるというものでした。ハムレットと聞いてまたシェイクスピアだと思い。活字が苦手なもので、今まで何回シェイクスピア読もうと思ったか。今度こそハムレットとマクベスは読むで。

NYでブロードウェイにいくつか行ったのですが、これもオフブロードウェイなのかなsleep no moreに行きました。かなり色んな人から行った方が良いと言われていたのと、走るでというのでどんなミュージカルだよと思いました。これがマクベスのお話。

これも無声なのですが大きな何階立てかの建物の中でそれぞれの登場人物があらゆる場所で同時に物語が起きているので、ある人にずっと連いて回っても良いし、途中で違う人に連いても良いしと、とにかく目の前で様々な物語が繰り広げられるのを一緒に歩んで観て行くという形です。そしてどのストーリーを見ても最後に必ず皆が出会う場所に誘われるという。

いや不思議に思ったのはどうやってこのような劇の稽古を行っているのかと、皆がそれぞれにそれぞれの場所でストーリーを繰り広げているのにも関わらず必ず同じタイミングで一同に集まるタイミングがやってくるという。まさにどうやってここまでの完成度というかどういう仕組みになっているのだという疑問。

ここにしかないものを見たという感じでした。

昨日のハムレットは舞台上で行われていたものですが、slppe no moreを思い出しました。ハムレットとマクベスを読めばあれのあれは実はこういうことだったのかとなるかもしれません。秋なので読むぞ。そしてダンサーの方の首はやはりとても綺麗だ。ダンスも再開します。10月は読書とダンス月間や。


2016年9月26日月曜日

carresの旅

始まりました、エルメス全国津々浦々カレの旅

西武池袋店からです。初めて西武池袋にやってきたのですが、凄い大きな店舗でとっても楽しかったです。店長さんが何より最高でした。

エルメスのスカーフの結び方を皆様にお見せするようになってから3年くらいが経とうとしています。モデルには色々なスキルを学べるチャンスが在る中でこのスカーフの巻き方だけは本当に教わって良かったなと思えるものでした。

今では多分100通りほど巻けるようになったんじゃないかと思います。

ちょっとしたお洋服もスカーフがあるだけで本当お洒落に見えるもの。
こんな風にお洋服に取り入れるだけで全然違うもの。



もっとたくさんの人に楽しんで頂けたらと今年もあと少し、全国を駆け巡ります。今週は熊本に。初めての熊本上陸です。くまもん

fatale





wearing  on LOEWE

my sis

「あ、イヤホン忘れた」と昨日友人が大変悔やんでいたのですが、ワイは携帯忘れてるで。本体や
どうも海外から帰って来るとしばらく携帯の必要性が数パーセントに低下して、
海外では携帯をwifi環境下以外で使わず自分の感覚を取り戻す作戦に出るのですが(その方がバッタリ会う人たちが奇跡に思える)毎日携帯を忘れて家を出る始末

一昨日Naokiさんの写真展のレセプションに行ってきました。my sis さこ氏と

登場しています。帰って来たその日の夜に撮影だったのですが、naokiさんからコンセプトを聞いて、長い旅路の末菩提樹の懐で休んでいたら釈迦が現れた感じを想像し、いざ撮影に取り組んだのですが、ただただの時差ぼけでさこ氏の太ももでスヤスヤ眠ってしまいました。太ももありがとう。




2016年9月25日日曜日

日本の海

Ginza magazine issue October 2016


with Keita Goto, Mana Yamamoto, @mikaiwa, @punsumi and @nenemepo

wearing on BEAMS

次号もお楽しみに

2016年9月22日木曜日

juliaのlive

そして日本に帰ってからはこちらのショートリード姉妹の展示に行きました。


レセプションではジュリアのライブが楽しめて、アイスランドに滞在していた時に作った歌が披露されました。更に更にバージョンアップしていたジュリアの歌を聴いていると情景が頭に浮かんで、この情景を絵に描きたい。

ゲストにGunnar Orn Tynesさんがいらしていたのですが mum というバンドの方で、音楽に疎い私でもまさかの知ってる!すごい。私たまに聞いてる


展示はnakameguro gallery "at the seabed" 
21日から27日11時から20時
3F 1-16-11 Aobadai Meguro-ku Tokyo

是非中目黒に御立ちよりの際はいらっしゃいませ〜。

中目黒の街をウロウロしていたのですが有名なvintageショップのジャンティークさんに行きました。ニューヨークでかなり色んなvintageショップに行ったので日本に売っているvintageのものとはどういうものなのかと、ニューヨークやウクライナや、色んなところに年6〜7回くらいバイイングに訪れるそうです。ジャンティークで見つけた楠田枝里子さんが着てそうなワンピースが素敵だったので今度行ったら買うのだ。
ニューヨークでとにかく凄いのは本当良いものはすぐ売れてしまうので明日買おうと思ったらもう売れてる。そんなことが何度あったか。spring stとkenmare st の間に在るmalia mills mulberryというお店でこの素敵な帽子を見つけて、
被ると凄い可愛いんや。これはもう一点もので、裏のタグを見てもどこの何か分からず、
他の色んなセレクトショップでも見かけなかったです。
malia mills mulberryはとっても小さなお店なのですが置いている水着とかも凄く可愛かった。

ご飯もお洋服も今を楽しまないとと思いながら、楠田枝里子さんのワンピースは次行った時に買うとして、一緒に行った友人から楠田枝里子さんのお洒落について、楠田さんはイッセイミヤケさんのお洋服を着ているという知識を伝授して貰いました。

そしてフラフラとしながら気になった薬膳カレー KAKURAさんに立ち寄りました。食レポのスキルがないのでこれから少しずつ磨いて行こうかと思います。美味しいものは人を幸せにする。ご飯おかわり自由です!

深謝

無事に無事に日本に帰ってきました。この一ヶ月今までにないくらいの体験をして、たくさんの友人が世界中にできました。ウロウロしているとこの瞬間に時間を共に過ごしている人達がどんなに大切で、その時間がどんなに美しいものか。

日本に帰ってきた途端ブログが書けなくなる現象はよくあるのですが、日本に帰ってからもなぜか新しい人達との出会いは続き、そうすると自分の中の世界がまた広がって、こうやってこれからも楽しんで行けたらいいなと思いました。それもこれもモデルという仕事の軸のお陰だと、こんなに世界を自由に旅ができるのはこの仕事のお陰です。それと同時に課題も見つかって、まだまだ今年は残り最後の日々をフルエンジンで進めそうです。

少しずつ自分が本当にニューヨークにいたのかなと思う瞬間もあるのですが、こういう心境を綴っているとまだまだ心躍る自分がいるので、今日も何が起こるのかと楽しみで仕方ないです。一つ一つ一秒一秒大切に噛み締めます。ニューヨークよ私にこれからの人生の楽しみ方を教えてくれて本当にありがとう。


shot by mitograph

2016年9月13日火曜日

cold spring

もうすぐ帰る日が近付いて、とても寂しい気持ちでいっぱいです。友人もこの1ヶ月でたくさん出来ました。ロンドンに居た時は本当引きこもりで全然友達が出来なかったのに、何だか外国での過ごし方を知ったようです。毎日とてもとても楽しかったです。

ニューヨークに居る友人達と色々話をしているのですが、ここには目標や夢を持って、来ている人達ばかりなのでそういう人達と話をしていると私もまだまだこれから頑張ろうと、やる気が漲ってきます。思い出しても思い出しても楽しいことと綺麗な青空ばかりが思い出されて、私のニューヨークはとても良いものになりました。


週末は少し足を伸ばしてCold Springというアンティークの街に行ってきました。


また来たいと思える所に来ることが出来て、街の人達の時間の流れがとても良かったです。



やっと私が思うアメリカ人像のおじさんに会うこともできました。

堂々とキノコが生える街 cold spring



2016年9月7日水曜日

僕らのレジェンド

メキシコから帰って来たなっちゃんとマサチューセッツに行ってきました。小学校の時に教科書に出て来てよく言ったものです。10回

毎日一日一日が濃すぎて、昨日のことや一昨日のことがとても前のように感じてしまいます。マサチューセッツでは一生忘れられないようなことがあって、たくさんの助けと出会いで素晴らしい旅になりました。



一番のメインイベントはMASSMoCAというミュージアムに行くことで、今までベルリンのミュージアムが暫定一位だったのですが一位が塗り変わりました。

ANSELM KIEFER
そのことについてはまた後日お話しするかもしれませんがしないかもしれません。



夜はAirbnbで予約したお家に泊まりました。森を行けど行けど辿り着かず、僕らのレジェンドはいつ何時何が起きても動じないが、ここはもう森じゃねぇ。闇だ。
こんなところに本当に家があるのかとGPSも機能しないし、とにかく闇。長い長い闇を抜けて、予定時刻を大幅に過ぎてしまい、心配していたおじちゃんが外に出て来たタイミングと到着が一緒で、おっちゃん神。I wanna cryやで

C.W.ニコルさんのようなおじちゃんとハグを交わし、空を見上げると星じゃなくてもはや銀河。見えていなかっただけでこんなに星ってあったのか。実家も大概の山ですが、こんなにたくさんの星を見たのは初めてです。流れ星がいくつもいくつも流れてエビぞりで空を見続けたのはいつぶりであろうか。


たまらず毎日が冒険で、こんな人生が待っていたなんて思わなかったよ。こんなに外の世界を見ることになるなんて思わなかったよ。こんなに世界中に知り合いが出来ると思わなかったよ。一生忘れられないくらいの感謝に出会えること。もう大切なことをたくさん思い出したのでいつでも次のステップに向かうことができます。

終盤でやっと言えるようになったマサチューセッツよありがとう。
big bouquet

2016年9月3日土曜日

東の空


この街のファッションは何ぞやと見ているのですが自分の中では何となくこうなのかなああなのかなと思う所もあるのですが、様々なものがまだちょっと散在している状態です。

ちょっと素敵なカフェに行けば、何かのライターさんかなと思う素敵な女性に出会えるし、ブルックリンの方に行けば自分のスタイルに最強に自信持ってるぜというファッションの人も居て、あっちからこっちまで全部が見ていて面白いです。

なんかイギリスにはまたないようなコーディネートなんだな。アメリカの映画をあんまり見て来なかったのですが、昔のアメリカの映画を今は凄く見たいです。東に足を踏み入れることはあるのだろうかと思っていたので、いやぁ人生変わるわ。世界って凄い。世界地図って凄い。ニューヨークでこれだけ色んなものを見るとたくさんのことに興味が湧いて、自分の今まで凝り固まった狭い世界が一気に広がりました。いっぱいのことに興味が持てました。もうすぐ日本に帰りますが、この街に来て良かった。素敵な出会いもたくさんあって、色々思い出すと寂しい気持ちも溢れてくるのですが、最後までいっぱい楽しんで、この期間に出会った人達のこれまでの人生やこれからのこといっぱい話して感動したいと思います。人と人が出会うってやっぱり凄いよ。

ホイットニー美術館にて

金曜日のマイク

ニューヨークに着いたのが水曜日だったのですが今滞在しているお家にマイクというアメリカ人のルームメイトが居て、この彼が外国人に稀に見るスーパーシャイ。フィナンシャル系のお仕事をしているみたいで(後日分かった)スーパー忙しく、朝早くに出かけて行きます。私はこの家のリビングの一角にいつもいる状態なのですが、朝いつも慌ただしく走っているマイクを見て、目が合うのだけれど何も言葉を交わさず、眠いので若干の狸寝入りをしながら薄目で見ていました。そしてその週の金曜日、まだ時差ぼけで眠かった私は夜9時頃には眠っていて、扉が閉まる音で起きました。

目を覚ますとマイクが扉の前にずっと立っていて、しばらく目が合って、ナニナニナニナニナニナニ。
こっちにやってくるので私も立ち上がり、近。

いきなり「Hi How are you doing? What time were you back?」たるものを聞いてくるので
元気だ。9時だ。ジェットラグだと続けると。

Hey manくらいの勢いで何やってんだ今日は金曜日だぞ 
「Hi I'm Mike」と shake hands
え、今ー?!自己紹介の切り口今ー!?

その後もほんまかいなというくらい喋り続けるは、そうこうしているうちにhost familyのご夫婦も帰って来られて、私とマイクがリビングで
を見ている姿に笑顔を浮かべていました。詳しく言うと英語をこれで学べという感じでこの黄色い漫画をマイクがむっちゃ見せてくれました。絶対この人子供や思ってるわ私のこと。

そして次の日になって、昨日のshake handsのお陰で普通の挨拶は出来るだろうと思ったらいつものマイクになってるやないか!Where is Friday's Mike?


2016年9月2日金曜日

アイスクリーム





MoMAにて角に巨大アイスクリームの展示を見たので、ニューヨークでも必ず美味しいアイスクリームを食べようと、友人に尋ねたところ
Dessert club, ChikaLicious のアイスを食べました。

204 E. 10 st.

甘さが今までにないベクトル。

こちらの向かいには同じお店のデザートバーというのがあって、夜遅くもずっと並んでいます。




モデルのあみちゃんが連れて来てくれたブルックリンのbedford駅から少し歩いた所にあるとても可愛らしいお店のクレープ屋さんです。

Little Choco Apothecary
141 Havemayer St Brroklyn, NY 11211



ガシっと握るクレープしか知らなかったのでクレープがお皿に乗っている

そして絶対食べようと思っていたパンケーキ



これはモデルのかなちゃんが連れて来てくれたUnion square前のちょっと週末のブランチいかがですか系のお店

これ初期の方に訪れたのですがなんか美味しかった覚えがあって
かなちゃんのブログにとにかく詳し詳しい情報が載っているのでそちらを参考にして頂きたいと思います。

あと残るは美味しいベーグルを食べること

この活き活きしたベーグルよ。もう思い残すことはない。