2018年7月31日火曜日

あなたとあなた

行きたいお店を探していたんだけども、見つからなくて
その代わりに素敵なお店を見つけてしまった。


最近ワインをちょこちょこ飲めるようになってきて、ここのワインがとっても飲みやすかった。まだこういうのが好きだとか、数もこなしてなくて伝え方も分からず。
調べてみるとこのお店、国内でも随一のナチュールが豊富な品揃えなのだそうだ。
へー!
へー!しか言えない。ナチュール聞いた事あります。きっともっとワインとか知れたら御料理のあれこれとも、楽しみがさぞかし増えるんでしょうね。
マリアージュって言ってみたい。

御料理はとってもボリュームがあるのできっと何人かで行くととても楽しいお食事になると思い、お店の大きさも何だか好きで、私が行った時もお店はいっぱいで、(いつも予約がなかなかとれないほどの人気なんですって)結構お洒落な、何のお仕事をされている方なんだろうという方も多かったです。
それにしても何だか色んな様子が忘れられない。
ワインのボトルを見せて貰った瞬間、初めて口にした時の舌にあたった感覚、店内を見渡した先、カウンター席に座っていらっしゃったご夫婦の背中、その隣にお洒落な三人組男女、テーブル席のご家族。こんなにも記憶と照明の光が心に残ってる。
私初めてここのカウンター席に一人座って、一杯のワインを飲みに来たいって思ってしまった。

忘れられなくてまた行きたい。

2018年7月29日日曜日

初GLOW




初めてGLOWさんとお仕事をするに当たり、読んでいたのですが
お洋服もアクセサリーもお化粧品も欲しいと思うものが見つけやすくて、知らなかったブランドを調べたり、新しい発見がたくさんありました。






 9月号
ph Yuji Takeuchi
St Yumiko Miura
hm Kyohei Sasamoto

2018年7月25日水曜日

僕のほぼ日手帳

ほぼ日手帳と撮影で出会ってから私の手帳はほぼ日手帳になった。
マンスリー、ウィークリー、一日一日のページがついていて、サイズとしては大きいのだが、毎日ちょっとしたことを書き留めるのに物凄く良い。

忙しい時期が続くと、この前の舞台稽古のように3ヶ月間身も心も落ち着かない日々を過ごして、自分のペースは乱れて、自分の心の声が分からなくなる。その代わり稽古場で全力で生きてる。そんな時は自分で書くという行為が全く出来なくって、空白になってしまった。所々休みがあったのでその時に何かを少し書いていたりするのがほとんど3ヶ月白紙だった。舞台が終わって、その時の精一杯を毎公演出し切って、終わった頃には自分の中身は真っ新になっていた。それを楽しみたくて毎日色んな実験をしてみた。心に浮かんで来る言葉を書き留める作業。それを書いていると、1ページじゃ足りなくなって、月日を遡って、日付を書いて、数ページ書き始めている。今年のほぼ日手帳は全ページ埋まるんじゃないかと思っている。
イギリスに居た時も壊れた配水管のように心の中から溢れ出る言葉をノートに綴っている。何を書いたかは覚えていないが、恐らく初めて見る世界と言語に打ち拉がれながら、日本語を喋りたくていっぱいいっぱい書いていたに違いない。冬のイギリスの空みたい心で。

今でもそのノートを開く事が出来ないでいる。物凄いエネルギーを持っているだろうと、そのときに撮った写真もやはり今見返してもとりつくろうものもなく、どちらかというと負のエネルギーを発しているものも多い。だけどそれが生きてるってことでもあった。当たり障りの無い事が表現ではない。正でも負でもその時の精一杯が何らかのエネルギーに繋がってる。負だからって悪い写真じゃない。むしろ物凄く私は惹かれる。恋いこがれてる。何年経っても色褪せない写真だもの。よく生き抜いてくれた。耐えてくれたって、そのとき大人だったけど、何だか小さい子供みたいに見える。むき出しの。

話がずれてしまった。また今思い当たる事をずっとずっとほぼ日手帳に書き留めている。自分を知るのにこれが多分いい方法なんだろうと思って。続けてみて、思い浮かんだ事はどんな小さな事からでも動いてみている。

2018年7月21日土曜日

すっくとしたプーさん

3日間、SUQQUさんとお仕事をご一緒させて頂いて、
SUQQUさんとご一緒するようになって、何シーズンだ。3シーズン。
SUQQUを使うようになってSUQQUの良さが分かって、お化粧品の、私は普段日焼け止めとリップだけの日もあるのですが、
リップって、その色だけが顔の中でポイントになりすぎていたり、リップの色に顔全体が持って行かれることがよくあるのだけれど、SUQQUさんのカラーは、ちょっと手元にでも試し塗りして頂くと分かるんですけど、自分の肌の色にスーっと溶け込むように馴染むんです。
アイシャドウもどういう訳か、キメが細かいからなのか、この色難しいけどやってみたかったっていう色も、のせたらどこかの瞬間からグッと奥深く、その鏡の前の自分がそれを認識して更に、心からその女性像に近付くというか、その人の肌の色に寄り添って引き出してくれる、そんな印象があります。

話は小学生の頃に一度飛びまして
私には好きなキャラクターがいました。「くまのプーさん」
くまのプーさんが好きで、パンツもくまのプーさんを履いていたことがありました。
ある日いたずら好きの友人がスカート捲りを楽しんでいて、その日僕のパンツはプーさんで、捲った瞬間、その場の空気が一瞬止まりました。
その子はもう、何か遊ぶ対象を見つけたように喜んで、黒板に、
「ひろみのパンツはプーさんのパンツ」とエンドレスに書くので、私もエンドレスに消して行きました。毎日毎日「ひろみのパ・・・」って嬉しそうに大きな声で言いかけるので全力で「ワーーー」と言っていました。

パンツまでプーさんにするほどの好きなものって今あるだろうか。モノが多すぎて、次々に色んなものが現れて、この目の前のモノの価値を自分で感じたり考えたりする間もなく次がやって来て。
SUQQUに出会って初めてお化粧に興味が湧いて、これを使ってみたい、これは?と思うようになりました。毎日使ってみて、この良さを知ってしまって、何が良いのか、自分にとってどうなのか、しっかり向き合って初めて凄い、これは良いって言えるようになりました。
なかなか、すぐ売り切れてしまうので、入手が困難なものもたくさんあるけれど、好きな化粧品があると、やっとお化粧好きの友人と話が出来る。その人の綺麗を知って欲しいってプレゼントができるようになりました。
女性はやっぱり美しくなる事を諦めちゃいけない。貪欲に知りに行かなきゃ。

プーさんありがとう

2018年7月20日金曜日

酢豚

ここ数日、ずっと酢豚が食べたくて、やっと今日酢豚を作りました。
「生姜焼き用肩ロース」はあったんですけど酢豚に最適な豚が分からなくて、精肉屋さんのお母さんに、「酢豚」ワードを投げかけました。
そしたら上からわざわざ150g、料理しやすいように切って来て下さって、美しいお肉とお母さんへの有り難さと酢豚に一歩近付いた事が嬉しくて。
今度は近所の八百屋さんで、この前純さんにトウモロコシご飯の作り方を聞いていたので、「トウモロコシ」のワードを投げかけると、これが美味しいと段ボールから出して来て下さって、レジのお姉さんに「いつもありがとうございます」って言われたんだけども、私がこの店中に響き渡るくらいの大きさで「ありがとうございます!」を叫びたいぐらいだよ。

御陰様で本当に美味しい酢豚を作る事ができて、とうもろこしはいつものご飯の炊き方と違って、ちょっとだけ水の量が失敗した気もするけどとても美味しかった!夏だ

2018年7月17日火曜日

新月の夕暮れに



純さんのお家のキッチン道具やお皿がお洒落で、
私もこれから御料理をしたいと思える道具を揃えていきたい


2018年7月14日土曜日

与えてもらったもの

「四月の君の嘘」の映画を観ようと思ったらアニメバージョンを見つけて、
アニメがよく映画化するので、見てみようと見始めてみました。
そしたらとまらなくって、
後から調べたらワンピースの作者、尾田さんが嫉妬した漫画でもあったそうで、
『インターネットで面白い漫画を探して読んでも普段なら1、2巻で読むのを止めるのに、締め切り前に気分転換のつもりで『四月の君の嘘』を読んだら全巻読んでしまい、自分の原稿を落とすところだった。。。。(省略)「グイグイ引き込むんじゃないよ!』  ほんのひきだし」より

と更に読み進めると、私は映像で見てしまったけど、確かに漫画だと物凄く難しい事なんだと。


アニメは幼少期に見たドラゴンボールと、セーラームーンで止まってしまっていて、小さな頃のそのままの胸で見ていたので、何かこだわったことを言える訳ではないけれど
この映画を観て、小さい頃から習いたかったピアノを習うという夢を行動に変えてくれた作品になりました。与えて貰ったものがとても大きかったです。

そして、舞台が終わってから初めて猫長老先生のボイストレーニングに行って、
今回の舞台の作品で色んな方に言われた事は、
「やっと緊張せずに見れた」「今回は皆と馴染んで見えた」
今までどんな気持ちで見てもらっていたんだと思い、緊張させていたのかと申し訳ない気持ちと、でも成長というものも感じて頂けたんだと受け取って、これからも苦手な事は一生懸命練習をすると誓いました。私には究極に苦手な事があるのですが、約束と、また進み始めます。
猫長老先生よろしくお願いします。

2018年7月12日木曜日

服の次元


昨日はとっても素敵な一日でした。朝の6時から撮影が始まって、日にちが変わるまで本当にたくさんの方にお会いしました。
舞台が終わってから、自分の今までの生活が思い出せなくって、だけどそれはそれで物凄く新しい世界が広がっているような気がして。
舞台をやったことで一度離れたところからファッションを見てみて、新たな発見と、そして人として新たな気持ちで会話をしているような気分です。

もっともっと自分のファッションも楽しんでいいし、そしてモデルとしても、まだまだ難しい服があって、まだまだ知らなきゃいけない流れと動きがあると、昨日の撮影でも思いました。やはりもっともっとお洋服の気持ちを考えて、そしてそのチームの撮影の、ページの意図も、空間も、もっともっとあらゆる次元からの見え方があるって、昨日何だか気付きました。また今日から服の新たな見方を追求していこうと思います。

2018年7月8日日曜日

石川県のカタチ

今行きたい所がたくさんあって、
一つは石川県

昨日、山田睦美さんの陶芸展に行きました。


睦美さんご本人がいらっしゃって、普段は能登で制作をされているそうです。
遊びに行ったら石拾いに連れていって下さるとのことで、睦美さんと石拾い。今から凄く楽しみです。睦美さんのホームページが見当たらないので、
是非インスタグラムで @mutsumi._yamada  素敵な作品をみてみて下さい。
とっても素敵な方で、お会い出来たことが嬉しいです。


そして先日のフラガールの舞台に、金沢から足を運んで下さった陶芸作家の今西さん
高校の先輩でもあって、以前奈良に帰った時にアトリエにお邪魔して、そしたらたまたま帰っていらっしゃって、ご挨拶をさせて頂きました。
この度素敵な小物入れを頂いて、今西さんの手仕事で作られたものが今私のお家に飾られています。素敵な小物入れ。これを見る度、自分にはフラガールという素敵な演目に出会ったという事が思い出されて、ずっとずっと大事にします。
7月から3ヶ月、JR金沢駅で今西さんの作品が展示されるとのこと。

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20180621/CK2018062102000039.html
これは見に行かねばなりません。




seccaの上町パイセンにもお会いして、舞台を観に来て下さったことで久しぶりにお会いしました。上町パイセンはいつも目がキラキラしてて、邁進してて、新しい事をいつも考えてて、とにかく打ち合わせに追われています。
凄く久しぶりに話したけど、相変わらず面白いプロジェクトに携わっていて、パイセンの話にはいつも夢があります。





2018年7月6日金曜日

身も心も

千秋楽の次の日は新しい雑誌の撮影から始まって
3ヶ月間で身も心もムキムキになったので新たな気持ちで過ごしています。
本当にたくさんの方々に観に来て頂いたので、お礼を申し上げつつ、
今回初めてSNSで告知をさせて頂いたところ、お会いしたことが無かった方も来て下さって、終演後お話をさせて頂きました。今までSNS上でメッセージを下さっていた方々が目の前にいらっしゃって、それはそれは、今までのメッセージが急に立体的に見えました。
一生懸命その思いを伝えて下さり、私は感動をしてしまいました。

暑い中足を運んで下さって本当にありがとうございました。終演後ゆっくりお話が出来なかった方々もたくさんいたので、でもモデルとは違う部分を観て頂けたのではないかと思います。正直観てもらう事に恐れを感じていたのですが、温かい言葉をたくさん頂いて、毎回舞台を重ねるごとに気付く事が増えて、これからも一生懸命頑張れる時に一生懸命頑張ろうと思いました。

昨日は3ヶ月間本当にスケジュールにご迷惑をかけてしまった事務所の皆さんにお会いして、その前に、社長のお誕生日が3月だったのですが、その頃私はタヒチアンダンスのレッスンが始まった頃で、どうにもこうにも出来なさすぎて暗黒の気持ちだったので、やっと心新たに、お誘いすることが出来ました。

社長に5年前に連れて来て頂いた事がある、神楽坂の鰻屋さんです。
社長と食事をするのも久しぶりで、だいたい二人となると、雷が落ちるか何らかの伝達事項かだったので、5年前は、「イギリスに行って来ます。イギリスで何も無かったら私、モデルやめて奈良に帰ります」と言った思い出がある席でした。

舞台の話と、私にはまた社長から一生大事にしようと思う言葉を昨日頂きました。
まだ舞台が終わったという実感もなく、今は散らかっていたお家を片付けながら、皆さんから頂いたお手紙を読みながら、過ごしています。自分が3ヶ月前はどういう日常を過ごしていたのか思い出せないので、また生まれ変わった気持ちで毎日を過ごしていきます。もっと伝えたい事がたくさんあるのですが、今日はこの辺りで。


写真は観に来てくれた玉ちゃんが撮ってくれました。

2018年7月3日火曜日

千秋楽


無事に千秋楽を迎えることができました。

2月のオーディションから始まって、3ヶ月間1日8時間の地獄のダンス稽古。全くダンスの出来なかった私は、出来なくて出来なくて、辛くて辛くて。
初日を迎え、初めてお客様から頂いた拍手で、このために今までやってきたんだと、やっと、やっと。今まで流した涙とは違うものでした。

そして昨日、千秋楽を迎え、いつまでも鳴り止まなかった拍手に、スタンディングオベーションというものを初めて舞台から見ました。
舞台に立つということが今まで物凄く怖くって、明るくなった客席を一同に見た時の、見て下さった方々の表情がどんなに温かかったか。初めて「自分は舞台に立っているんだ」という感覚を覚えました。全公演満席という、来て下さったお客様、皆様がいて分かることがたくさんあって、教えて頂くことがたくさんあって、たくさん成長させて頂きました。

暑い中、足を運んで下さって、途中途中、終演後、開演前、どんなに温かい言葉を皆さんから頂いたか分かりません。初めて告知をして正直物凄く怖くって、でも今のありのままの自分の精一杯を見て頂けたと思います。

応援して下さった皆様、本当にほんっとうにありがとうございました。もう感謝しても感謝しても止まらないです。
今日からまた新しく始めます。


2018年7月1日
昭和芸能舎版 舞台「フラガール」千秋楽