2014年10月31日金曜日

時のかさなり

日本に帰ってきて何だかハタハタとしているうちに
なかなか事務所にも行けず、昨日所用で社長にメールをしたところ
その所用の追加メールにて

『ミナ ペルホネンの本が届いています』と

その時ちょうどグルグルと渋谷に居たのですが、何だかとてもお腹が痛かったので今日は帰ろうと思いながらも足が事務所に向いて、本を手に取って

『ミナ ペルホネンの時のかさなり』

社長から3年前にお世話になっていたトレーナーの先生がさっきまでここに居たということを聞いて、
本当3年ぶりかに会う事が出来ました。

先生はこの3年の間海外に行かれていて、お別れの時に先生を浦島太郎とした浦島太郎をとりまく一枚の惜別の絵を描いて送ったのですがそれを大事に持っていて下さって、つい最近、上野の葛飾北斎展に行った時に、北斎先生といったら富嶽三十六景しか私は知らなかったのですが、初期の頃に描いた竜宮城の絵があったんですという話をしながら、どうしてたくさんの御伽話がある中で浦島太郎だけは絵画や物理の分野でも皆がこうも嗜むのでしょうかと何か言ったのですが忘れました。

そんなことやこの2、3年にあった出来事をブラックホールのように聞いて下さって
時を感じて、時を感じなかったです。


著書 ミナ ペルホネンの時のかさなり 皆川 明
                   ©鈴木親