奈良でやっと美味しいお食事のお店を見つけました。
料理通信やクロワッサンや奈良特集の至る所で紹介をされていたお店
と、なんか何かに沿ってお店紹介をすると自分にプレッシャーがかかりそうなので、自分の言葉で説明します!(早くも断念)
そう、色んな雑誌で紹介されていて、こんなお店が奈良にあるとは。。行ってみたい
と高校のバスケ時代苦楽を共にした友人を誘って行って来ました。
東京でも色んなものを食べましたが自分発信で行きたいと言って行けたのは実は初めてくらいな気がします。
東京に居る時に予約の電話を入れ、実は予約の電話をするのも物凄く苦手で、営業時間外だったので出られるかなとドキドキしながら電話をして、一言二言。。お店の記事を見ながら何となく電話の声でこの電話の先の方がシェフな気がすると思い、お昼は満席だったので、では夜は空いていますか?という質問に少し驚かれた様子で無事に予約ができました。
自分で予約してお店に行けることをこんなに楽しみにしたことはあるだろうかと思うくらい楽しみにしていました。
当日
一枚板のカウンターテーブルに
一枚板のカウンターテーブルに
見えにくいのですが素材の名前しか書いていないコースメニューです。
フレンチのお店なのですが、何とかの何とかの何とか という難しいお名前が無くてこの素材達がどのように料理されて出てくるのかという楽しみと驚きが毎回ありました。
最初のアミューズです。御料理がamabroのmameシリーズ(豆皿)に似ていると思い、私の詰めの甘いところなのですが料理の名前をメモするのを忘れました。全部
これも凄く美味しかったなぁ。ジュレの味今でも覚えてる上にこの豆の食感がにくいわ
鮑です。鮑の食感て御料理によって全然違うのね。このソース、海苔の味がするのですが噛んでる時に鼻から抜ける抜ける。美味しさのあまり荒めの海苔の鼻息
鱗がカリカリに逆立ってて驚きの食感に、最後までここの自家製のパンでこのココナッツ味のソースを吸ってください。
この辺りで満足げにお腹がいっぱいになっています。
御口直しにバジルとパイナップルのデザートが出て来ました。色が完全にバジルなのですが、味にバジルバジル感がないのですっきりしていて食べたことの無い美味しさでした。
最後にいちじくを使ったデザートです。
御料理もデザートもお皿を掘るくらい最後の最後のソースまで美味しかったです。
こんなに行きたかったところに行けることの幸せ、久しぶりでした。この気持ち大切にしていきたい上に、この幸せを色んな人に感じてもらえたらいいなと、いつも奈良に遊びに来てくれた他県の人をどこに御連れしたら良いかということに非常に悩んでいて、何だか漸く見つけられた気がします。
奈良ではもしかしたらそんなに安くはないのかもしれないけれど、シェフが歩んで来たフランスでの修行や東京での名店での経験、シェフの人生が詰まったものが食べられるなら、僕は大好きな友人やお世話になっている人を連れてまたここに来たいと思いました。
是非奈良の友人達、家族の大切な日やちょっとしたお祝いに足を運んでみてください。関西のノリに全然まだ慣れていらっしゃらないシェフですが、奥様の故郷の奈良を選んで、奈良の方々が愛情いっぱい込めて作った食材を使って、奈良に美味しいスキルを運んでくれた佐藤シェフに感謝です。
カウンター越しに色んなことをお話しして下さいまするよ。