地獄の一丁目(脚本・演出の羽原さんより)と呼ばれる芝居稽古が始まり、今日は一日オフになりました。
3ヶ月間ほぼほぼダンス稽古で、お休みになると何をしようかと、なる前はあれをしよう、これをしようとたくさん考えているのですが、いざ休みになったら、連絡事項があったなと、とりあえずそれを終わらせたら、舞台の衣装のことや、台本のことや色々気になって、結局頭は休まらず、でもとにかくやると決めた3ヶ月はしっかりやりぬこうと、猫長老先生のボイストレーニングに行ったり、とにかく台本を読んで読んで、稽古場で新しい発見ごとを次の日の稽古にトライしてみたり、毎日挑戦を重ねています。
羽原さんと昭和芸能舎の皆さんと舞台をご一緒するのはこれで3度目になりますが、毎回なるほどと思う事も増えて、昨日は稽古後に役者の方々に色々質問したりしました。声の音だったり、テンポに緩急、そのテクニックが素晴らしくって、まさか自分がお芝居をするなんてことが人生に組み込まれていると思わなかったけれど、何事もやってみて、そしたら今まで何の気なしに観ていた映画や舞台が色んな方面から観られるようになって、楽しむ場所や数が増えたような気がします。
趣味も無いし、あまり色んな事に好奇心旺盛なタイプでもないので、こういう挑戦をさせてもらえる事に出会えて、それが今はとても有り難い事だと、毎日朝から晩までお稽古をしています。今まで告知をすることが無かったのですが、というのも余裕も無くって、あとはビビっていたというのがあって、でも仕事でご一緒させて貰ったデザイナーさんたちが毎シーズン自分のブランドの新作を発表して、世界から色んな意見を受け止めている姿に、私もビビっている場合ではないと思って、自分の今もっているものを出していこうと思っています。
そしてSNSの反響というものが凄い事にも驚いています。インスタグラムもきっと、こういうお仕事をしていなかったらやっていなかったと思うのですが、色んな方からメッセージを頂いたり、いつもじゃ生まれない会話をさせて頂いたり、たくさんの応援をありがとうございました。また明日から頑張ります。