先月、実家に帰った時に母に靴を貰いました。
それがとっても素敵な靴で、母曰く「色々モノ整理しててんけど、これだけは高うて捨てられへんかってん。イタリアの古城で履いたやつやで」
このあともだいぶイタリアの古城押し。どこよ
とにかく履きやすくて歩きやすくてとかそんなことばかりを考えていたが為に家にも靴の数がそんなに無くて。だけどGLOWの撮影に携わるようになって、リアルクローズを知って、お洋服を順々に着ていくそのプロセスでもスタイリストさんのスタイリングに感動しながら、最後靴まで辿り着くんですけど、今まで履いた事もなかったようなものばかりで、こうやって合わせるんですかといつも心が輝く感覚があります。そんなトキメキを知って、母が捨てられずにいた素敵な靴を幸いにもギリギリ履く事ができて、非常に嬉しくて、あの場所にはこれを履いて行こうとか、ある意味色んな敬意を相手に示すものとして靴がなんとなく重要な気がして来ました。
同じ靴をぼろぼろになるまでいつも履いて、ぼろぼろになってもそれがまた可愛くて履いていたから靴のサイクルが多い訳じゃないけれど、非常に靴に興味をもってオンリー靴屋さんだけに入って色んな発見に今は驚いています。
写真は GLOW 10月号です
ph 森脇コーチ
Styling 天水さん
H&M 豊田ようすけ氏
text 土谷さん