遂に行くことができました。
「天ぷら近藤」さん
夏くらいに天ぷら近藤さんの亭主、近藤文夫さんの著書を読んで、
天ぷらを通した人生観が、その美しい心を知りたくて、行ってみたいと思っていました。
最近鹿日記が食ブログ化してきたのですが、美味しいものを食べるって本当に幸せです。
今年の1月にsulvamのショーでフィレンツェに行った時に、色々な事を感じて、恐らくこれからお洋服の着方は変わって行くと感じました。
今年の1月にsulvamのショーでフィレンツェに行った時に、色々な事を感じて、恐らくこれからお洋服の着方は変わって行くと感じました。
そんな1月からもうすぐ1年が経とうとして、今年を振り返ってみると、今年は今までより、より一層違う形で仕事をしたように思います。話す人や出会う人、経験も意見も皆さんしっかりある中でディスカッションをしなくてはならない、そんなことから今まで以上に自分が知らない事の多さに驚き、色んな人と会話をするためにも深く勉強が必要だと思いました。
食はその中でもコミュニケーションの大きなものの一つでした。それこそお金がなかった時には外食をすることも難しくて、でも少しずつ、美味しいものを知って行くということの大切さと楽しさと広がりを知りました。
食はその中でもコミュニケーションの大きなものの一つでした。それこそお金がなかった時には外食をすることも難しくて、でも少しずつ、美味しいものを知って行くということの大切さと楽しさと広がりを知りました。
そんな中で今年、行きたいと思った御料理やさんが二つあって、奈良の「ラ・トラース」さん、そしてもう一つが「天ぷら近藤」さんでした。
私はとてもラッキーな事に近藤さんが揚げる目の前の席に座ることができました。揚げている姿を見ながら、手や身体は天ぷらを揚げてきた人生になっているんだと思いながら、スタッフの方々もとても良い表情で働いていらっしゃいました。
そして「コ」の字になっているカウンターなので全てのお客様の表情もみることができて、皆様の佇まいや、お召しになられているお洋服、それを見ているだけでも自分は今とても素敵な空間で御食事をしているんだという気持ちになりました。
美味しい美味しい天ぷらを頂いたあとの近藤さんのまっすぐな笑顔に、物凄く感動をして、またこの笑顔を見にここにやってきたいと思いました。今度はうんっとおめかしをして。
思い出しても優しい気持ちになります。きっと今年最後の素敵なお食事のお話です。
近藤さんのインタビュー記事