2020年6月7日日曜日

ここ最近寝ても覚めても悶々とした日々を送っていた。ジョージ・フロイドさんの事件以来どうしても見て見ぬふり出来ない自分がいて、その自分との葛藤だったのかも知れない。

あらゆる記事と映画を観た。観やすいものもあれば自分の知らなさ故に驚きとショックを受けるものも多かった。まだまだ自分の言葉になるほどあらゆる方面からの情報や知識を得ていない。いつもならスラスラと書く鹿日記も止まりながら。「知らない」が故に、知らず知らずのうちに発する言葉が実は繊細な言葉だったということもあるのではないかと、1つ情報を入れれば自分の中を見る、と交互に繰り返している時なのだと思う。

自分の人生を思い返して必ず現れてくれる人達が居て、その人達は私が人生に迷ったとき、お腹がすいていたとき、人生の大きな扉を開くチャンスを与えてもらったとき、緊張で震えが止まらなかったとき、大きな愛情でハグをしてくれた。見ず知らずの私なんかにどうしてと思うこともあったけれど、一生忘れられない出来事だった。私も目の前の人を大切に想い、大きな愛情で抱きしめられるような人になりたい。
「知らない」がやはり一番恐い。このことに限らず、自分が興味がないからと知ろうとしなかったことはないか、勉強したいと思う。