2020年7月8日水曜日

習字

今年の初めから書道を習っている。
毎年年賀状の自分の字がどうにかならないものかと見て見ぬふりをそろそろやめようと思った。

硬筆希望で行った習字だったが、毛筆のスクールだった。
中学校のとき、習字の時間が好きではなく、真面目に真摯に書いた記憶などない。

そんなこんなで20年ぶりぐらいに筆をとったのだが、最初は何が何か分からず、今も何が何か分からない。

しかし質問が浮かぶようになった。
習い初めてすぐ、余白というものを気にするようになり、撮影でも組のときに相手が見えている場合、バランスをとることを考える自分がいた。

昨日は、「この一筆目の入筆の角度が分かりません」だの
水面がバシャバシャと動いて見えるような筆の箇所があって、無風の水面の私の筆を比べて
「ここでは何が起こっているんですか?」
とある種野次馬のような質問をした。

質問もド素人だけど、問いが生まれるようになって少しは楽しくなった。