何だか事件性のありそうな題名になりましたが
自分の歩いている写真の中でこの様態の右手を見たのは初めてでした。
歩いている最中は自分の気配なのか意識なのかを消すと言うか
意識は後頭部の方にあってお洋服の肩背中にフワッと何かが添うような
上手く言えませんわ
ショー中の歩いている記憶はほとんどないに等しく、
ないからこそこの右手は何の意識の現れだと思いました。
モデルとして全然プーだった時に
一番最初に東京コレクションで宥らむような青の長着を
matohuさんが着せて下さいました。
matohuさんが着せて下さいました。
コンセプトは「やつし」
豊かで美しいものや気高い精神があえて簡素に貧しく姿を変えること
気高いように振る舞うのではなく、あえて気高い精神が簡素に貧しく姿を変えるのです。
その懐の深さ
しかしその与えて下さったことが全ての始まりでした。
matohuのデザイナーお二人の美しい御心とプロの手仕事に直接触れて、
そこに向かうのです。
そこに向かうのです。
matohu 2014ss 尽くし