2015年4月2日木曜日

ちぎり花びらパン

建物の中にまで桜の花びらが入り口からちぎりパンのように道をつくって身軽だなと思える日常に戻ってきました。今日は風が吹いていて月が高いです。もうすぐ満月のようです。

3月を振り返ると前半は舞台で別の人になっていたので自分の記憶は薄いのですが、終わってからはいつにも無くとてもブログを更新したなと思い、多分自分に戻っているのかどうかを出てくる文章で確認したのもあって、新たな風を取り入れた時にどのような表現や言葉が出てくるのか知りたかったというのもあるのだろうと思います。それに加えて1ヶ月間ほとんど台詞しか言っていなかったことで浦島太郎現象を一気に取り戻そうとした焦燥感も垣間見えました。
でもmatohuのお二人やいつも会う方々にお会いすると自分を取り戻しながら、そして3月の最後に撮影をしたことで、そうだったと自分が大切にしていたことが久しぶりに思い返されることにもなりました。
色々なことがあった3月でしたがそのお陰でとても良い月になりました。

7月8日のブログに書いてあるのですがこういくつかの撮影でやはりどんな感情でも感情が何はともあれ動くととても忘れられない瞬間になっていて、フォトグラファーとのセッションの時間は見えているものが時間を超えて明らかな鮮やかさで残っていて、全部夢のような流れの時間に感じます。
何をもって夢というのかは個人それぞれだと思いますが、ファッションには夢があったと思える瞬間に立ち会えた時に出す一歩はいつもと歩幅が違うようです。

POP magazine(UK)
ph. Harley Weir