お会いしてから4年が経ちました。なぜか私のそれぞれの機にいつも写真を撮ってくださいましたね。その度に多分強くなって帰って来ていたと思います。そしてまた何か乗り越えなければならない時に直面し、いつも私の何かの始まりを見届けて下さってありがとうございます。
須藤さんから初めて作品撮りのお話を頂いたとき、現場に向かいレンズを通して須藤さんの様子を伺っていたのですが、普段自分がお仕事をしているファッションのフォトグラファーさん達とは違って、異様にそのファーストセッションは覚えています。でも最初から最後まで何を考えているか何を撮りたかったのか本当に不明で、不明のまま迷宮入りしました。そしてまたしばらく経ってまた連絡があって、二回目の撮影は全然記憶がないというか自分の中でも異常に状態が悪かったので、結局この日も須藤さんが何を撮りたかったのか全然分からず帰りました。
そして3回目4回目と続いて行くわけなのですが、須藤さんが私を知るきっかけになったものがあって、それが
DIRECTION'S EYE
DIRECTION'S EYE
なのですが、Hairの河原さんの企画でとても時間をかけて文字におこして下さいました。
こんなに長い長い文章を最後まで読んで下さった須藤さんがこの後に声をかけて下さったということが始まりなのです。
このインタビューの記事は実はFacebookなどにも載せていなくて、というのもこんなに自分のことを一挙に話したものを自分で載せるのも恥ずかしかったというか、ここ3年4年思い描く自分の中の物が確かなものになっていなかったということが恐らく原因だったと思うのですが、今となってはもう一度改めて読み返すと「ようやってくれた」と過去の自分に思った程でした。よう乗り越えてくれました。
そしてそんなことを大きな心で受け止めて下さった河原さんに本当に感謝しています。いつの時も大きく大きく私の心を受け止めてススを払ってくれて元の状態に戻してくれるようなそんな素敵な。。普段はめっちゃ関西弁のオモロイオモロイ最高の人です。
今日17時から須藤さんの個展のオープニングになります。
19時から21時までレセプションパーティというものがありますので須藤さんも私も河原さんも恵比寿南3−7−17のギャラリーALにおります。是非たくさんの方々とお話が出来ればと思っています。
そして昨日打ち合わせてきたのですが22日18時半受付開始の19時〜この3人でトークショーをします。申し込みは不要ですので是非お近くにいらっしゃった時は御立ちより下さい。
打ち合わせしたけど何だったか分からないようなそんな緩いものに仕上がるかもしれませんが楽しいのが一番です。