2015年4月29日水曜日

探し物

先日少しばかり実家に帰った時にいつぞやの使い捨てカメラを見つけて
こ、これは一体 と心が踊り、東京に帰ってカメラ屋さんに現像を出しに行きました。最近フィルムのカメラで色々写真を撮るようになって、合わせて現像を受け取ったところ10年前の物でした。

10年前のものと現在の物とで同じ人物が写っていて、何度かこのブログにも登場してくれている隣のバレー部の友人なのですが昨年の年末に出産をして母になった直後の写真と、10年前の彼女との写真で
いやはやまさか10年後にこうなるとは思ってもみない顔をして写っていましたが、二人とも変わってないわ

カメラを持ち歩くようになって肩からぶら下げていたのですがぶら下げすぎて紐がちぎれたので買いに行かないといけないなと思っていたら

撮影にてそれぞれこの街に住む役柄があって
『カメラ女子』の称号を頂きました。


URBAN RESEARCH 2015ss


お近くのURBAN RESEARCHにてどうも

2015年4月14日火曜日

桜が咲くとき

少しの間奈良に帰って来ていました。奈良に帰ると何も考えなくていいのと、東京では考えることのないことを考えられるのでさっきやっと閃きました。これで清々しくまた東京に戻れます。

奈良に帰る前、ずっと会いたいと、いつか会えるかもしれないと1年前に思っていたメイクさんに撮影でお会いすることができました。
お会い出来た嬉しさをこの気持ちをなかなか爆発的にお伝えする方法が分かりませんでしたが静かにずっとお会いしたいと思っていた旨を御伝えすることが出来ました。そしてまたその方が偶然にも奈良県のご出身だと聞いて更に嬉しく思い、人生最高やないかと思いながら奈良に帰ることも出来ました。

先週はお仕事がいつか出来る日がくるのだろうかと思っていた方々と時間を共にすることが出来て、またこれからの目標が広がった気がします。何よりさっき閃きがあったことで今このタイピングもなかなかのスムーズです。

今は隣で86歳になりましてんと、近所の方(85歳の奥様)が編んで下さったという春色のニットを着た祖母が東京に帰る私にと、ご飯の支度の音を聞いています。帰った初日も到着が遅かったというのに引き戸を開けた瞬間、何だこの目の染みる感じはと、祖母が玉ねぎを刻み私の好きなハンバーグを拵えてくれていました。
祖母のお茶の出すタイミングや、少し時間に手間取った私に必ずや暖かいものを口にさせてくれる配慮や、改めてこんな素敵な86歳になろうと思いました。
今回の帰郷は新たな発見と学びがあって、今までバスケはバスケ、研究は研究、と一つのことしか興味を持って来なかった自分が色んなことに興味を持てるようになったのはやはりこの仕事をさせて貰って色んな方にお会い出来た有り難さと、この素晴らしい奈良の町から一つ東京に出て、一昨年日本の外に出て一つずつ扉を開けるということをやって良かったと思いました。きっと何かがずっと繋がっているのだと思い、また今年度も扉を開けて一つ一つ進んで行こうと思います。桜の時期になると咲き方を見てはこの潔さに、毎年必ず咲くというこれが素晴らしいことです。
     
Eyemazing
ph. Sayaka Maruyama
hair.Tomihiro Kono
 



2015年4月2日木曜日

ちぎり花びらパン

建物の中にまで桜の花びらが入り口からちぎりパンのように道をつくって身軽だなと思える日常に戻ってきました。今日は風が吹いていて月が高いです。もうすぐ満月のようです。

3月を振り返ると前半は舞台で別の人になっていたので自分の記憶は薄いのですが、終わってからはいつにも無くとてもブログを更新したなと思い、多分自分に戻っているのかどうかを出てくる文章で確認したのもあって、新たな風を取り入れた時にどのような表現や言葉が出てくるのか知りたかったというのもあるのだろうと思います。それに加えて1ヶ月間ほとんど台詞しか言っていなかったことで浦島太郎現象を一気に取り戻そうとした焦燥感も垣間見えました。
でもmatohuのお二人やいつも会う方々にお会いすると自分を取り戻しながら、そして3月の最後に撮影をしたことで、そうだったと自分が大切にしていたことが久しぶりに思い返されることにもなりました。
色々なことがあった3月でしたがそのお陰でとても良い月になりました。

7月8日のブログに書いてあるのですがこういくつかの撮影でやはりどんな感情でも感情が何はともあれ動くととても忘れられない瞬間になっていて、フォトグラファーとのセッションの時間は見えているものが時間を超えて明らかな鮮やかさで残っていて、全部夢のような流れの時間に感じます。
何をもって夢というのかは個人それぞれだと思いますが、ファッションには夢があったと思える瞬間に立ち会えた時に出す一歩はいつもと歩幅が違うようです。

POP magazine(UK)
ph. Harley Weir







2015年4月1日水曜日

火の明か


月明かりに辿り着くと止まって、その箇所その箇所で違った夢を見るようでした。今シーズンのコンセプト『ほのか』
デザイナーお二人の繊細な目線を心から誇りに思った。
目を凝らす。耳を澄ます。心で感じる。

最近撮影のメイク中にスタイリストさんがずっと流していた映画
「影武者」
一枚の絵の中の静と動の角度の素晴らしさに感激し、もう一度ちゃんと観ようと思うが皆が興味あるものなかなか観れず『乱』を観る機会を得た。
これもまた映像の色彩と構図の素晴らしさに感激し、絵のテンポなのか話もとても頭に残って、その中でも特に印象に残ったのが楓の方の所作。動き一つ一つの美しいこと。
襖も美しいこと。

ゆっくりと動く美しさと鮮やかなる美しさとその静と動もまた素晴らしかった。
そして全編見終わった頃に心の内を一言残すも少々の後、両手を動かしたくなるほどの誇らしいこの気持ち。この映画の存在に嬉しくなった。

話はだいぶと逸れたけれど、matohuさんのショーの後いつも何だか誇らしいような気持ちになる。バックステージに帰ってくるデザイナーお二人に拍手をとめるタイミングがいつも分からない。

ヘアメイクテストの時から時間を共にして毎シーズン、コンセプトに向かってチームで案を出し合うその場所でmatohuの精神を知って、それぞれの想いとデザイナーお二人の御心を感じて初めて袖を通す。
お洋服を着るということを最初に教えてくれたお二人に、このmatohuというブランドの存在を誇りに思い、そして個人的にはお二人に出会えたことが人生の財産です。

matohu 2015-2016AW 「ほのか」

2015年3月29日日曜日

7人の下町女侍

年の暮れに、自転車をゲットしたと申したが
このお陰で行動範囲が広くなって、下町のサウナに少々な頻度で通うようになった。
ゴールデンサウナタイムは開店10時からお昼時前

専ら隠れ身の術を使って壁際で存在を消すのだが
下町に住むお母様方の情報と言ったら素晴らしきこと際限なし

年の瀬は御節の味付けから始まり、普段は朝のニュースをお母様方の見解と共に嗜める。

ある日のサウナは大婆さんの連呼
何の話かと聞き進めると海底からたくさんの金貨の出土の話
ダイバーさんな。

またある日は「妻は旦那を立てなきゃ駄目」という話
結論切って切って切りまくって無論「旦那は横にしときゃあ良い」と
恐るべし。
一昨日は入るやすぐに剣の話。遂に侍の話来たかと思いきや四十肩。
腱や。

最後は昔は人生50、60。今や倍
四十肩と五十肩だと足りん。六十肩、七十肩を用意しなさいと。

隠れ身の術毎度秒後に破れたり



2015年3月28日土曜日

映像を映し出す箱

昨日はロンドンから一時帰国していたフォトグラファーさんに会いました。
日本で会うのは初めてだったので何だか不思議な感じがするかと思いきやそうでもなくて久しぶりにこのシャッターはと思う感じがありました。
このフォトグラファーさんとの出会いはまた凄いもので、ロンドンに到着した次の日に携帯の契約プランを少々変えようと四苦八苦していたところ、偶々壊れた携帯を手に偶々隣に居たという巡り合わせで、ブッカーと大家さんを除くと多分一番ロンドンで会った人だと思います。とてもお世話になったのと何だか久しぶりに話をしていたら少し忘れていたことを思い出しました。

because magazine(TANK)
Ph. Piczo 

そしてこれも偶然なのですが舞台で共演した宝塚出身の方の観に来て下さった御友人お二人がロンドンで会ったことのある二人で、その方のうち一人は一週間一緒に住んでいたこともあるというなんとも偶然の再会で、舞台の終演後4人でご飯に行くお約束をした日がまさに昨日。昨日は私の中で小さなロンドンデーインジャパンになりました。


2015年3月20日金曜日

駱駝色の芝生

いつも舞台袖で物凄く緊張していたのが舞台を経験したからか今回はランウェイをいつもとは違ったように感じられたような気がしました。

 
KBF 2015-2016AW

KBFのショーは演出の方とhairの方を除いてはほとんど女性チームで作られていて、個人的に凄く印象に残っているのは前回のSSシーズンで
この時も演出が格好良くて、音楽は勿論あったのですが下からの不思議なライティングや世界観に寄り会場のスーンとした静けさがとても体に残っていて、バックステージは女性ばかりで慌ただしかったのですが表に出ると何だったのか 会場にいらっしゃる方々が作って下さった雰囲気と演出家さんの懐のようなものを感じて、終わった直後感動のあまり目に溢れ出る物と共にバックステージでデザインチームと抱き合ったのを覚えています。

その時イギリスから帰った直後で色々と感じることが多かった時でもあって、このショーに出て何かが溶けてまた助けて頂いたと思いました。


今回フィナーレに並んでいる時にstylingに入って下さっていたマナさんが一人一人にありがとうと言って送り出して下さり、それはもう私たちの方がいつも素敵なスタイリングを組んで下さり、こんなに素敵なショーを一緒に出来ることに心からの感謝です。

KBF 2015-2016AW