2019年9月20日金曜日

僕の鹿日記

ブログでは好きなことを書いていたけれど
初めて文を納める仕事をしました。

ORJ 2018AWの写真
Ph 普後 均

https://www.premium-j.jp/premiumsalon/20190913_3286/

この寄稿にあたり、ISSEY MIYAKEの過去を探るべく分厚い資料を借りに行った。
本当に持って帰るのかという図書館の方の眼差しに、意志かたく両手で抱え、持って帰った。

1986年生まれの私が1970年代からパリのコレクションで活躍されているISSEY MIYAKEさん、のHaaTの新ラインORJについて言えることなどあるのだろうか。

1つページをめくり、また1つ
私の知らなかった世界が広がっていた。
こんな素晴らしいブランドが日本にあるということ、写真は素晴らしく突き抜けていてお洋服は最高である。

そんな中ISSEYさんの言葉でいくつか書き留めたことがある
「洋服も日常生活の衣食住の1つで、着る人の生活やパーソナリティーからかけ離れていては意味がないと信じております。そこで私は日本の生活の中でみがかれてきた素材で動きやすくしかも自然なからだの美しさを生かす洋服づくりを心がけてきました」


ISSEY さんがデザインで大切にしていること
「素材と技術、驚きと愉しみ、歴史と未来」


ISSEYさんの願い
「衣服以上の何かを着てほしい」



ISSEY MIYAKEデザインを経て独立をされたデザイナーさんに何人かお会いしたことがあるけれど、どこか服づくりで共通しているところがある気がすると思った。そしていつも着る人のことを考えてつくっているという愛情が、着ると大きく伝わってくるのだ。

正直、色々と削りすぎてしまって文章はまだまだだった。けれど何週間か1つのブランドのことを思い、それをどうやって伝えるのか、そしてあがってきた文章を改めて1人の読者として読んだときに課題が見えて、もっと勉強したいと思えた。素敵な写真と素晴らしいブランドを改めて知った。
写真ってこうだよね。いつの時代にも果てしなく素晴らしい感情が沸き出る。お洋服愛してるよね。って凄く思えて。
なんかとっても良い時間だった。

ISSEY MIYAKE HaaT 広報の和彩さんにも相談にのって頂いたり、改めてお洋服をいくつか着させてもらったり、ORJチームの方々の愛情は撮影でも物凄く感じた。

ORJはハンガーにかかっている姿も美しいけれど着るともっと伝わってくるものがある。

これからもここで伝えられることは伝えていけたら良いなと思います。
僕の鹿日記