2019年12月10日火曜日

舞台 フラガール 東京公演 完

お久しぶりになってしまった鹿日記。
無事に東京公演が終わり、本当にたくさんの方にお越しいただきました。そしてたくさんの笑顔に会えました。
2007年に日本アカデミー賞をとった作品ともあって、ファンの方々も多い作品です。
映画の脚本を手掛けた羽原さんが舞台版に書き下ろし、演出も羽原さんです。

今回僕は本当にたくさんのことを学びました。
舞台、ひょんなことから始まって、今まであまり分からずにやっていたというのも事実です。
今回は再演ともあって、毎公演毎公演試させて頂いたことがありました。言い方ひとつで全然お客様の反応が変わり、めちゃくちゃなるほどと思いました。
羽原さんのダメ出しはここ3年ずっと聞いていましたが、やはりそれは体感して初めて分かることでした。
舞台って実はとても面白かったのだと初めて思いました。今まで本当に泣いたり泣いたり、悔しかったり怒られたり、物凄い言葉が飛んでくるお稽古ではありますが、稽古場でやっていることは数十パーセントのことだったんだ。お客様がいるから舞台が出来上がる。そう今回は思いました。そんな風に思えたなら、稽古もむちゃくちゃ頑張れます。

ラストのタヒチアンダンスへの3ヶ月半の腰振り稽古、本当に地獄でした。
この地獄を味わうと何でも出来るんじゃないかと思えるほど。
そして僕は新しい光を見ました。
背が高いこともあって、一番後ろのはしっこというのが何だか心身ともに落ち着くと思っていたけれど実は前で今回は踊りました。
それはそれは大きなプレッシャーと不安と、
だけど最後まで踊れなかった私を、ダンスの咲先生は信じてくれました。カウントもとれないリズム音痴の私に一生懸命あの手この手でしごいて下さいました。
もう感謝しかありません。

まだ仙台公演が残っているので内容は言えないけれど、まだまだ皆さんに伝えたいことがあります。

一先ず、東京公演ありがとうございました!