2016年5月8日日曜日

十津川村

今回の帰省はとても楽しい嬉しいことがたくさんあったのですが、その一つに念願の奈良県十津川村に行きました。

フォトグラファーの大森克己さんとこの前久々に撮影でお会いしたのですが、
ONKUL magazine by大森克己 

『奈良県の十津川村に行ったよ』というフレーズがだいぶ前に出て、奈良県出身の身なのに全く情報が出て来ず。小学校の防災訓練の時にヘリコプターがグラウンドに着陸して、消防隊員の方が「十津川村まではヘリコプターで25分です」と言っていたことくらいしか情報がなく、逆に大森さんに温泉があるよと教えて貰ったりしていたので、どうしても一度行ってみたいと思っていました。

父方の祖母の家が奈良県の南部の方なのでこちらの方は割りかし行こうと思えば行けたや知れないのですが実際行ってこの距離を知ってしまうとなかなかのものでした。
途中風庵というおそば屋さんに立ち寄り
ちょうどおそばが切れてしまって30分後に打ち上がりますとのことで近くの谷瀬の吊り橋に行きました。
まぁ本当に揺れに揺れ、こんな吊り橋があったとは。お蕎麦が切れて30分空いたからという理由で来る所ではない。あまりの屁っ放り腰に我が姿を写せませんのでワンちゃんを。

打ち上がったお蕎麦屋さんの、目の綺麗な店員のお姉さんにお勧めの温泉を聞き、温泉の良い時間までに時間があったので、玉置神社に行きました。

イギリス生活で最もお世話になったグリニッジの大家さんのお姉さんに、私がウダウダ悩んでいたら一冊の本をくれました。その時に奈良に不思議な神社がある話をしてくれて、名前は忘れてしまっていたのですが、ここへ来る前何となくここじゃないかしらと思いました。
大家さん元気かしら。お姉さんも。本当イギリスに居た時はこのお二人の笑顔に何度救われたか。
玉置神社です。標高1076m

本殿にたどり着くまでに見せてくれる美しい姿よ
標高が高い所から山々を見下ろすともはや湖のように見える。

いつだったか青森県に行った時に白樺の間から十和田湖を見下ろしたのですが何だかそれに似ていました。十和田湖でネッシーの話を聞いたことがあったのでネッシーを上から探した話を友人にしたらネッシーじゃなくトッシーやでそれは。と意味分からんこと言うてるわと思ったら意味分からんこと言うてたのは私でした。



そして目指すは山の頂

頂です。

降りた頃には十二単のように折り重なる美しい山々
ここに来させて頂いてありがとうございました。



その後泉湯という温泉に浸かって帰りました。ここのお湯の温度がまたとても良くて。
これで少しは十津川村について話が出来るようになりました。

途中吉野の道の駅で色々なものを見ていたのですが、先日、以前短期間歯ぎしりに悩まされていたとしてこのブログに登場してくれた奈良出身の彼女が吉野の葛を使った自家製プリンを作ってくれたのが本当に美味しくて、それを思い出しながら店を出る所で

「吉野はやっぱり葛やな」

店の中で友人達の慌てっぷりよ。十津川村ありがとう。