コロナ期間の延長先でこの一年はずっと本を読んでいたようにも思う。あらゆる料理本に暮らしの本、ちょっと経済の話に、小説、エッセイ。
中でもその人の人生が書かれているものが好きなんだと思う。本を読むのがそこまで早くないし、あの膨大な量の字数を読んだ先にある、誰かの書評が私には最後の最後最大のご褒美である。
コロナ期間中に「ブックカバーチャレンジ」という7日間毎日お勧めの本を一冊インスタグラムに載せていくというリレーがあった。そのお陰で随分と読んでみたいと思う本があった。
文庫本で上中下とまぁまぁな長さだったが、文章も難しくなく一気に読めた。その最後にやってきた又吉さんの書評が、私にはとても分かりやすかった。
「本が読める人はこう読むんだ」と。
舞台も映画も本もなんとなく見て感じるものも大切だけど、その先に「今のシーンはこういうこと」とか分かったり考察できた方が断然ヒトコマヒトコマを無駄にしない気がする。
だけど私にはまだそこまで読み取れる力もなく、こう読むんだというのを少しずつ知るということが大切なようだった。
サラバ!を読んで個人的なこととしては、読み終わったあと机に置いてあった「巻き貝」をなぜかオレンジ色に塗るという衝動に駆られ、見た目は心臓のようなものになった。
凄いオレンジなので、しばしその時期にファッションサイトを見ていたこともあって、オレンジをベースに最後は茶色と緑を加えて、こういうカラー巻き貝になった。
yooxというサイトからお写真載せさせて頂いています。色んな方がお勧めしてくださったのでお時間ございましたら、コーディネートの勉強にもなりますし、少々安く海外のお洋服が購入できます。世の中にはこんなにたくさん素敵なお洋服があったんだ!って私は思ったのでご興味のある方は是非覗いてみてください。
私はお洋服は dries van noten が好きです(上画像のお洋服)。色の使い方が秀逸で、こういうブランドが世の中に存在しているという美しさに喜びを感じます。