12月31日になった。
今日は奈良へ帰省しようと最後の仕上げにかかっている。
お風呂場の排水溝に冷蔵庫の中身を全て調理し、今年家でお世話になった衣類たちを洗濯した。
最近、朝起きて寒い中、お茶を淹れて魔法瓶に入れたり、色んなところの拭き掃除をしたり、その時間が好きである。
年末に出会ってしまった稲垣えみ子さんの本。
いつかの吉本ばななさんとの対談で気になっていつか読もうと思っていたものを思い出し、図書館で借りた。
年末に多分もってこいの本だった。
究極の片付け本になると思う。
ご本人は片付けるためにこうしたわけではないけれど、今一度自分のすべての持ち物について考えることとなった。
まず家電。
私は東京に来て11年になる。その時に買った家電と何ら変わらないものを今でも使っている。
ただそれを見直してみた。
トースターについて、これに限ってはパンと餅を焼く以外に使っていない。これは焼き網かフライパンか魚焼きグリルでも代用が出来るとのこと。
電子レンジ
これについては非常に便利であるが
冷凍した御飯と、冷たくなったものを温める。あとはガスで調理中電子レンジでさくっとやってしまった方が早いものもある。
全部蒸し器でいける。
そうすると私の小さな冷蔵庫の上に乗っていたこの二つが必要なくなってくる。
そうしたらこの上にスペースが出来て野菜の籠が置けるのだ。
という理想。
今のところまだ電子レンジは渋っているのだが、全て蒸し器でいけることを実証しつつ新しいスペースの確保をしていきたいと思う。
まだまだ来年の計画としてシミュレーションしているのだが、そうすると一つ一つの道具が大切に思える。
トースターが無くなればパンと餅を焼くときの網をめちゃくちゃ大事に手入れする。
蒸し器で温めると鍋をむちゃくちゃ大切にする。
一つ一つの道具を愛でながら過ごしている。
必要なものを必要な分だけ、そしてその道具がいつも輝いていられるような環境にしてあげたいと思った。
来年はもっと身軽にして羽ばたきたい。
最後は全然関係ないけど
題「熱を放出する猫」